【家計簿なんてつけなくていい】小細工なしで誰でもできる。一番簡単な『ずぼら家計管理』

家計簿・節約
この記事は約8分で読めます。

ども!テル(@Teritter)です。

家計簿めんどくさいし、全然続かない。もっと簡単に家計を管理したいなあ。

家計のことで夫婦仲が悪くなるのも避けたいし、色々試してみて頑張るしかないのかなー。。。

といった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 家計簿は手段ではなく目的。家計管理には何が必要かを明確にする
  • 誰でもできる『ずぼら家計管理』の進め方を解説

この記事を書いている僕は過去に以下の手段で家計の管理を試みようとしてきましたが、ことごとく失敗してきました。

なぜ失敗したかと言うと理由は簡単で、めんどくさい以外の何物でもないんですよね。

テルの過去の失敗
  • エクセルで管理
  • 費目ごとに支出を分けて管理
  • クレジットカードの明細で管理
  • レシートを撮影する家計簿アプリを使って管理

一般的に家計簿と言えばレシートを集めて、手帳に記入して1か月の収支を記録していくのが普通です。

家計管理方法として家計簿への社会の関心は高く、市販の家計簿は累計100万部を超える売上を上げていることからも分かるように、家計管理=家計簿と考えている方は非常に多いのだと思います。

家計管理=家計簿しかない。家計簿をつけられない自分には家計管理ができないんだ。

そう思っている方に家計簿をつけない家計管理方法『ずぼら家計管理』をおすすめしたいです。

テル
テル

僕も何度も挑戦しては失敗し、諦めて散財したりと散々でしたが、いかに家計管理をラクするか考えて形にしたのが『ずぼら家計簿』です。これを実践するようになってから、うまく家計が回るようになりました。

家計がうまく回らないことが元で家計簿をつける気力が無くなってしまったり、夫婦仲が悪くなってしまったり、家計簿は本当に難しいです。

しかし、この記事を読んだ後には面倒な家計簿から解放されていると断言します。

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家計簿は手段ではなく目的。家計管理には何が必要かを明確にする

家計簿をつける理由

家計簿は家計管理をするための手段です。

まずは家計管理の目的を明確にして、何をやる必要があるかを明確にしましょう。

本章の内容

  • 目的:家計の管理をすること
  • 継続:家計管理をする上での目標が必要
  • 理解:家計は収入と支出から構成されている

目的:家計の管理をすること

家計簿の目的は家計の管理をするためで例外は無いと思いますが、家計簿をつけること自体が目的になっていませんでしょうか?

ほとんどの場合家計を把握して貯金をし、少しでも生活を楽に、スマートにしたいという目的があると思います。

しかし、実際は支出の管理だけをしていても収支がプラスになる月もあればそうではない月もあったりして、段々と惰性だせいでやるようになってしまい、最後にはやめてしまう方も多いと思います。

そういった場合は改めて家計簿は家計管理方法の手段の一つでしかないということを再認識すると良いと思います。

継続:家計管理をする上での目標が必要

家計の目標として、月々の投資額、貯金額を〇〇円と設定している方は多いと思います。

継続するためにも目標はとても重要で、できるだけ具体的な数字を持つと良いと思います。(例えば毎月3万円を貯蓄するなど)

反対に具体的な目標が無いと、ほぼ間違いなく失敗します。

支出をコントロールしないと、やがて収入に近い値になってしまいます。

収入と支出が近づいてしまう現象をパーキンソンの法則と言うのですが、パーキンソンの法則を理解することで法則に則らない行動を取ることができるようになります。

気になる方は以下の記事を参考にしてみてくだささい。

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理解:家計は収入と支出から構成されている

家計とは収入と支出で構成されています。

収入はあまり大きく変わらないかも知れませんが、支出は自分次第でいくらでもコントロールすることができ、大まかに言うと以下の3つで成り立っています。

支出の内訳
  • 固定費:月々ほぼ決まった支払いが発生する費目
  • 変動費:自分や家族のさじ加減で月々の金額が増えたり減ったりする費目
  • 特別費:突発や1年に限られた回数のみ発生する費目
テル
テル
我が家の場合だと大体以下の感じ。固定費の種類は家庭によってバラバラで、変動費は割合が違うくらいだと思います。
[aside type=”boader”]テルの場合

  • 固定費:家賃、水光熱費、ネット+プロバイダ使用料、積立投資、SIM利用料、子供の習い事、ネット動画利用料、幼稚園
  • 変動費:食費、日用品費、レジャー費、プレゼント費
  • 特別費:冠婚葬祭、自動車税、車検、海外旅行[/aside]

支出の内、固定費を抑えるほど月々の自由に使えるお金が増え、生活に余裕が出てきます。

子供の教育費などは将来のことを考えると抑えるべきでは無いと考えますが、その他についてはできるだけ圧縮することをおすすめします。

固定費の圧縮については以下に記事にしていますので参考にどうぞ。

[kanren postid=”1862″]
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誰でもできる『ずぼら家計管理』の進め方を解説

誰でもできるズボラ家計簿

ずぼら家計管理は誰でもできるというのがポイント。できない人がいたら教えてほしいです。

家計簿のせいで家計管理は難しいと思っている方も多いと思いますが、多くの人が家計簿を失敗する理由は、恐らく理想が高すぎるからです。

テル
テル
家計管理に何月何日に何を買いましたという細かな情報って必要なのか?と思うんです。

本章でずぼら家計管理のやり方を解説しますので、ぜひやってみてください。

本章の内容

  • ステップ①:固定費を把握する
  • ステップ②:収入から固定費、お小遣い、貯金額を差し引く
  • ステップ③:残ったお金で生活する

ずぼら家計管理ステップ①:固定費を把握する

固定費として毎月支払っている金額を、先月の支払い実績などで確認して書き出し、合計します。

ただし、合計金額が例えば156,823円だとすると、切り上げて157,000円や160,000円にしても良いと思います。

[aside]補足

  • スマホ利用料などで支払額が変動する場合、2か月に1回程度見直すと良いかも(ただし面倒ならやらなくてOK)
  • 水道代やネット料金は2か月に一度、まとめて請求の場合がありますので注意[/aside]

我が家の実際の固定費を公開しています。

家賃並みに子供の教育費に費やしているので固定費は高めですが、それ以外は工夫して抑えているつもりです。

[kanren postid=”3899″]

まとめ

固定費の合計額は切り上げて計算すると多少上振れしても大丈夫。たまに固定費を見直すことで精度が上がります。

ずぼら家計管理ステップ②:収入から固定費、お小遣い、貯金額を差し引く

手取り収入から固定費、お小遣い、貯金したい金額を差し引きます。

これによって貯金したい額を最初に差し引かれるので、強制的にお金を貯めることができます。

お小遣いと貯金額が決まっていない場合は新たに設定してみてください。

夫婦の小遣いについて

以下のようにツイートしていますが、お小遣いは夫と妻を同額にすることをおすすめします。お互いのお金の使い方が気にならなくなるのでストレスが減りますね。

以下に夫婦の小遣いについて記事を書いていますので参考にどうぞ!

[kanren postid=”1994″]

お小遣いと貯金額は毎月固定となるかもしれませんが、今月は残業代が少ないからとか、旅行に行くからとか色々理由はあるでしょうから毎月調整するのもありです。

子供の小遣いについて

手伝ってくれたら小遣いを上げるというのを子供が4歳のころから始めました。

わがままを言わなくなるし、リアルに助かるしでお子さんがいる方にかなりおすすめです。

[kanren postid=”2074″]

まとめ

貯金額を最初に差し引くと強制的に貯金ができます。

また、夫婦共に小遣い制にすることで不平等感がなくなるのでおすすめ。

ずぼら家計管理ステップ③:残ったお金で生活する

収入から固定費と貯金を差し引いたお金(生活費+小遣い)を銀行口座から引き出します。

そのお金で次の給料日まで頑張って生活するだけです。

テル
テル
家計簿をつける必要は一切なし、現金が無くなれば終わりのサバイバルです(笑)

次の給料日まで生活費が残っていたら、生活費黒字+貯金成功ですね。

キャッシュレス対応

キャッシュレスで数%還元されるところも多いので、使える上限を決めてクレジットカード払いするのもありです。

また、引き出した現金をsuicaなどの交通系ICに入れてもOK。

とにかく毎月使える金額の上限を決めるのがポイントです。

もし家計が赤字になったら

もし家計が赤字になっても初めてならば仕方ありません。淡々と見直していきましょう。

考察すること
  • 貯金額は適正か
  • お小遣いは高すぎないか
  • 固定費で高すぎるものはないか

一回で成功することなど無いと思いますが、毎月繰り返していけば必ず黒字の家計にすることができます。

見直す順番は、固定費>お小遣い>変動費=貯金額という感じですかね。まずは固定費を下げましょう。

[aside]補足

  • 特別費はボーナスや貯金からまかなうなど、月々の収支に入れない方が良い場合もあります。例えば結婚式のご祝儀や車検代などですね。そこらへんは柔軟に考える必要があります。
  • 変動費は生活の質に直結するので、減らし過ぎると幸福度が下がります。バランスが重要。 [/aside]

まとめ

家計が赤字になったら固定費、お小遣い、変動費&貯金額の順に見直す。

特別費は家計にカウントしない方が良い場合もあるので柔軟に考えましょう。

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まとめ

POINT

  • 家計簿をつける目的を忘れないようにしよう
  • 固定費を把握することが最も重要
  • ずぼら家計管理は手取り収入から固定費、貯金、お小遣いを差し引くだけ
  • お小遣いは夫婦で相談しよう

毎月の積み重ねが1年、5年、10年とたつと大きな差になります。

家計簿は面倒でも、この方法ならばまず始めることはできるのではないでしょうか?

できるだけ手抜きでずぼらに家計管理していきましょう。

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ではまた!

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