ども!テル(@Teritter)です。

といった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 一日一捨の導入方法はシンプル
- 一日一捨を実践して得られるメリット
なかなか片付けができない部屋。片付けをしなきゃいけないと分かってはいるんだけど、どこから手を付けて良いか進め方が分からないのでできない。という方もいると思います。
新しい習慣や行動を取り入れるのは容易なことではありません。でも習慣を味方につけて、難なく片付けができるようになる方法があります。
それが毎日モノを最低1つは手放す、『一日一捨(いちにちいっしゃ)』という考えです。
一日一捨をうまく習慣化することで、人生は変わります。「人生を変える」なんて大袈裟と思うかも知れませんが、確実に変わります。どう変わるのかは本記事で説明します。

ということで、一日一捨の導入と継続の方法について説明します。
もくじ
一日一捨の導入方法はシンプル

一日一捨の方法はものすごくシンプルなので誰にでも実施できます。注意点もあわせて説明しますので参考にしてくださいね。
本章の内容
- 毎日ひとつの物を捨てる、手放す
- 不要になりそうなモノ予備軍を紹介
- 手放す物の量よりも多く買わないように注意
毎日ひとつの物を捨てる、手放す
やり方は毎日ひとつ、不要なモノや使っていないモノを捨てる、手放すだけ。
手放すことを決めるだけではなく、確実にゴミ袋の中に入れたり、捨てるモノ専用の箱に入れたりすることをおすすめします。
ただ、『捨:すてる』だけではなく、「売:うる」「譲:ゆずる」でも良いと思いますが、売ろう、譲ろうと決心したその日に実施するのは難しいと思いますので、あくまで「何かを捨てた後に追加でやる」くらいが良いと思います。
習慣化のポイント
習慣化させるためにはとにかく毎日実施することが大事です。
通常は習慣に定着させるためにはスモールスタートが基本。ダイエットだったら通勤時に少し遠回りして会社に行くとかから始めて段々負荷を上げる感じです。
簡単に習慣化する方法については以下記事で説明しています。

ですが、インスタで投稿すれば、多分3日ぐらいで習慣化できます。見られているというのが多少強制力として働くのだと思います。
ちなみに僕は2019年だけで以下4つを習慣化させることに成功しています。記事にしているモノもあるので参考にどうぞ。
不要になりそうなモノ予備軍を紹介
僕の場合、基本的に1年使っていないモノは捨てても良いと判断しています。四季を通して使っていないということは、この先ずっと使わない可能性がありますからね。
捨てるモノは髪留めでも小さな置物でも何でも良いんです。ハードルを高く設定しすぎないというのも、一日一捨のポイントですね。
ということで、買ってしばらくしてから不要になりそうな『捨てるモノリスト』を参考に共有します。一日一捨に慣れないうちはこちらを参考にしてみてください。
・服:一年着ていないモノ
・本:一年読んでないモノ
・キッチン用品:使っていないモノ
・くつ:はいていないモノ
・おもちゃ:昔使っていたモノ
・食器:大きいモノ、来客用、使い勝手悪いモノ
・趣味:昔買って使っていないモノ
・タオル:ボロボロなモノや使っていないモノ
最初は習慣化させることを目的にするように小さいモノで良いですが、慣れてきたら大きなモノでも大胆にガンガン捨てることをおすすめします。
手放す物の量よりも多く買わないように注意
モノを減らしたい段階では、ひとつのモノを買ったらふたつのモノを捨てましょう。
モノをひとつ買って、モノをひとつ捨てれば総量は変わりません。
片付けが一段落して習慣が身に付いていればこれで良いですが、初期の段階では買った以上に捨てないとモノの総数が減らないですからね。
ただあまり厳密にやりすぎてやる気をそいでしまってもいけないので、無理のない範囲でカウントすることをおすすめします。

ポイント
片付けが一段落したら「先入れ先出し(さきいれさきだし)」をしてモノの総数を維持すると良いと思います。
一日一捨を実施して得られるメリット

一日一捨のメリットとして以下の5つがあります。特に習慣を身につけられることのメリットは絶大です。
最終的に自分の所有物は本当に適正なのか厳選する力が身に付くので、生涯に渡って使えるスキルになると思います。
- メリット①時間が無くても片付けできる
- メリット②余計な買い物を制限できる
- メリット③物が減って快適な空間で過ごせる
- メリット④必要か不要かの判断力が付く
- メリット⑤習慣を身に着けられる
メリット①時間が無くても片付けできる
片付けができない人に共通する思考として、『ゴールの理想が高い』ことがあげられます。
一度片付け始めたら最後までやりたい。つまり中途半端にはやりたくないので多くの時間を使う必要がありますが、そんな時間はない。
なので、気付いたら部屋がモノで埋め尽くされてしまうのです。
こういったタイプの方でも一日一捨。つまり一日にひとつのモノだけを手放すと割り切れば、必ず成功できます。
ポイント
どれだけ時間が無くても実施できるのが一日一捨。今日は3個見つけたから3個捨てちゃおう!とするのも良いですが、ネタ切れにならないように一日ひとつを心がけると良いと思います。

メリット②余計な買い物を制限できる
『今日はモノを買ったから2つ手放さなきゃな。』という思考が買い物のたびに脳裏によぎります。
その考えで冷静な判断ができるようになり、衝動買いを抑えることができます。

ポイント
衝動買いを防ぐことによる節約効果は生涯でトータル100万円以上いく可能性あり。
現代は誘惑が多いので、冷静になれるのは強みになると思います。
メリット③物が減って快適な空間で過ごせる
1日に1つモノを減らすと1年で365個モノが減ります。
これだけモノが減ると部屋の中はかなりすっきりし、これを繰り返すことで不要なモノが無い最適化された部屋になると思います。
モノがあればあるほど人は考えることが増えます。あそこが少し壊れたから修理に出そうとか、整理整頓しなきゃなあとかですね。
モノが無ければそもそもそんなこと考える必要もないので、モノを減らすことは必要なことのみに集中できるというメリットもあります。
ポイント
モノを減らすと余計なことを考える時間が無くなる。今や将来の自分のためになることに時間を使うことができます。
メリット④必要か不要かの判断力が付く
世の中は「意思決定の連続」です。
意思決定をするには今持っている情報だけで右か左か、上か下かを決める必要があります。
この判断が早いと一般的に仕事ができる人になりますし、会社の社長だったら業績も良くなるでしょう。反対に判断が遅い、もしくはできない場合は仕事は進まず、社長だったら会社は傾いていくと思います。
モノを手に取り、なぜ買ったか?今使っているか?今後使うか?あらゆる情報から『これいる?』と自問し、要不要を瞬時に判断する。
これを繰り返せば判断力が身に付きます。
仕事にも経営にも活かせる力なので、常に改善を探す姿勢で取り組めば本業の方もうまくいくようになるかも知れません。
ポイント
一日一捨で意思決定力を磨くことができる。本業にも使えるスキルなので、誰でもトライする価値あり。
メリット⑤習慣を身に着けられる
習慣こそが最大のメリットであり、物事を継続できる最強のツールです。
世にいるごく一部の天才と言われている人は、だいたいこの習慣をうまく使っている人達ですね。
習慣にするためには一日少しでも実施すること。1分でも5分でも良いんです。
但し雨が降っても風が吹いても、何があっても少しでもやることが重要です。

僕はこのブログを2018年9月からほぼ毎日継続できていますし、早起きは2019年4月から、ランニングは2019年7月から、筋トレは高校生の2003年くらいから継続しています。
どやりたいところですが、まだまだ改善の余地はあるなという感じなので、毎日淡々と実施します。
継続すると慣れてきます。慣れると更にもう一段階ステップアップさせることもできますし、継続できているという自信が得られ、習慣化はコツさえ分かれば簡単という考えになります。
特に習慣化させていることが無い人は一日一捨、始めてみませんか?
ポイント
習慣化の影響は絶大。自身の能力を上げるには必要なスキルなので、取り入れて自信をつけていくことをおすすめします。
まとめ
POINT
- まずは小さいモノでも良いので、手放してみよう
- 手放すことを習慣化させよう
- 快適な住環境を得られ、判断力と習慣を身につけられる
「継続は力なり」どこかの校長先生が毎回言っててBGMにしか聞こえない人もいるかも知れませんが、まさにその通りです。
- 一日で100万円稼ぐ人よりも、毎日3千円稼ぐ人の方が年収が多いように
- 数秒でゴール近くに着くウサギより、遅いけど確実に進むカメのように
1つずつ確実に進めること。これが習慣の強みであり、自身の能力を上げるために必須のスキルです。ぜひ試してみてください。
僕はミニマリスト(最小限主義者)でもあり、自身の身の回りのモノを最適化したいと常に考えています。
以下の記事にミニマリストになるためのステップをまとめていますので、気になる方はチェックしてみてください。
ではまた!
片付けしたいけど時間が無くてなかなかできない。良い方法は無いかな?