中国転売で大失敗した話。同じ失敗を繰り返さないために大切なこと3つ

●失敗談
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ども!テルです。

今まで語ったことのない失敗の話です。

僕は投資や詐欺、転売など多方面で失敗してきました。

その失敗の経験を記録することで、同じような目に合う人を減らしたいんです。

あー浅はかだった自分。

今ではそれも経験だと割り切っていますがね(笑)

今回は転売の話です。

2015年頃に副業の一つとして転売をやっていました。

中国のタオバオからある程度まとまった量の商品を仕入れてアマゾンやヤフオクで売るというものです。

ではその失敗の詳細について記録していきます。

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なぜ失敗したか

①高額な入会金が必要な買付代行業者と契約

タオバオは中国語でのやり取りになります。

日本人が中国語のサイトから直接購入して海外輸送してもらうのはなかなか骨なので、買付代行業者が買付を代行してくれます。

例えばチャイナマート

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これが一番有名な日本でのタオバオ買付代行業者だと思います。

ですが、購入する旅に手数料がかかり、数を多く仕入れる方は不向きです。

そこで発見したのが僕が契約した会社。

入会金40万円くらい+月々の代行手数料25,000円くらいでした。

懇意にしていた投資会社のグループ会社だったので契約しました。

今ならイニシャルコストが大きいので絶対に契約しませんが、当時はこれで成功するかもしれないと思っていました。

驚きなのが、中国転売を一度もしたことなかったのに契約してしまったんです。

あまり事業や投資をやったことない人に共通することかも知れませんが、お金を出して満足してしまっている状態ですね。

②リサーチする熱量がない

中国転売は中国で売られているモノと日本で売られているモノの価格差の大きいモノを見つけなければなりません。

ライバルも多いです。

輸入して出品している手続きをしている間に、商品の値段が下がって損をすることもあります。

そんな大変な作業を毎日リサーチし続ける努力が必要です。

最初は良いのですが、なかなか結果が出ずどんどんリサーチをしなくなってしまいました。

また、中国からモノを仕入れても全部無事ということはなく、10個頼んだら1個か2個は不良品でしたからね。

そこでも精神を消耗しました。

③著作権に対する知識の欠如

極めつけはこれですね。

タオバオであるフィギュアが売っていて日本との価格差を見たらかなりの差があったんです。

日本のフィギュアも中国のモノも同じ工場で作っているんじゃないか?

日本を通すとこれだけ高くなるんだったら中国で仕入れて転売すればいいんじゃないか?

そういった安易な解釈でここぞとばかりに大量に仕入れました

すると数週間後、半分は手元に届き、半分は届かない。

代行業者に問い合わせると税関で止まっているとのこと。

数日したら税関から書類が届きました。

『著作権法違反の疑いがある商品です。対象の商品はこちらで処分します』という旨の内容です。

頭が真っ白になりましたね。

結局税関に電話して処分してもらうことにしたんです。

もちろん手元にあるものも売れないので処分。

今考えたら当たり前ですが、いくら同じ工場で作っていても、著作権のライセンスを持っている会社じゃないと売れなかったんです。

高い勉強代でした。

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中国転売の末路

①つみあがっていく在庫

日に日につみあがっていく在庫に頭を抱えていました。

一部はAmazonの倉庫に直接送っていましたが、それでも部屋にモノが散乱しているのが苦痛で仕方がありませんでしたね。

その在庫の山を見たのがきっかけでどんどんモノを捨てるようになったのは後の話。

②細々と薄利で精算

もう手仕舞いしようと思い、残りの在庫を薄利で少しづつ売っていきました。

意地でも利益を出して売りたかったので、在庫が消えるまで2年近くかかりましたね。

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どうすればよかったか

敗因その① 全貌を把握する前に業者に依頼した

転売の流れを最初から最後まで一切やらずに、いきなり業者と契約してしまったのが大きな敗因です。

これは転売に限らず言えることですが、事業、投資を人任せにするとまず間違いなく損します。

まず自分で全部やってみて、勉強、委託、調査が必要な部分を見える化すれば良かったなと思います。

業者→中国転売を知る→契約 という順なのでそりゃ失敗するよ。

敗因その② 自分に足りないところがわからない

自分ではできないところ、効率が悪いところを外注すべきでした。

この件でいうと、まずチャイナマートで買ってみてamazonやヤフオクで転売してみる。

足りないところを見えるようにしてから次のアクションに行くべきでしたね。

敗因その③ 仕組み化にできなかった

自分のやり方を続けていてもラットレースからは抜け出せません。

足りないことが分かったら特定の業者に固執せず、色々なところに委託してみれば良かったです。

そうすれば、自分のやり易いところ、やり難いところが見えてくるはず。

例えば以下のようなチーム体制なら良いですよね。

  • 製作元 中国のAショップ
  • 買付代行業者 買付代行のB業者
  • 買付リサーチ 社員、アルバイトなど
  • 販売先 Amazon、ヤフオク、メルカリなど

 

失敗から学べることは多く、この経験から他に活かせることはある!。。はず

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まとめ

この件での勉強代(=失敗額)は約60万円くらいですかね。。

POINT

  • 自分と転売は相性が悪い(=熱量を注げない)ことに序盤で気付けなかった
  • 無在庫で販売するのも違法性が高い。そのため、転売で稼ごうと思ったらある程度在庫を抱えるか、人を雇って購入と販売をやってもらう必要あり
  • 在庫を抱える必要がある時点で自分には無理ゲーだった

もちろん転売が悪いわけではありません。

僕のやり方がまずかった。ただそれだけです。

転売をはじめてみたい方は、本ブログに書いた内容を十分検討してから着手することをオススメします。

また、チャイナマートは自分で使う用の小物を買う場合は色々安く買える場合があります。

一度覗いてみても良いかも知れません。

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ではまた。

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