【ミニマリストの始め方】その①まずは固定費の無駄がないかチェック!

固定費の無駄・ミニマリスト
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ども!テル(@Teritter)です。

ミニマリストっていうとなんだかとっつきにくい感じがしないでしょうか?例えば以下のような感じです。

  • モノを持ち歩いてはいけない
  • モノを家に置いてはいけない
  • できるだけお金を使わないようにする

確かに人によってはかなりストイックな生活を送っている人もいますが、ミニマリストになること自体、僕はあまり気負わなくて良いと思うんです。

それは以下の記事でも書いていますが、人によって最適なモノの量は異なるからです。
関連記事
ミニマリストとは異常者!?嫌われないために気をつけたいこと

ミニマリストに重要なのは、あくまで主観的にみて生活を最適化できているかどうか?ということだと思っています。

この記事はミニマリストの始め方として、一番最初のステップとして書いています。

ミニマリストを体系的に進められるようにしていますので、以下の記事を見ていない場合はチェックして全体像を把握してから読み進めて頂ければと思います。

【ミニマリストの始め方】4ステップで誰でも簡単に実践できる方法を解説
ミニマリストになるための方法を4つのステップでまとめました。体系的に理解することで、誰でもミニマリストになることができます。
テル
テル

まずは無駄な固定費が無いか確認し、お金の流れをチェックしましょう。

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まずは支出をチェック!お金の流れを確認しよう

まずは支出を確認する

どうしてミニマリストに支出!?と思うかもしれません。

でもモノを買うのにもお金、サービスを利用するのもお金、何をするにもお金が必要ですからね。

本章の内容

  • まずは支出を確認する
  • 年間の可処分所得を確認する

まずは支出を確認する

お金の使いどころが最適かどうかがミニマリストへの道の第1歩ですので、ミニマリストを理解するにはまずはお金の使い道を理解することが必要です。

以下のような流れが理想的ですね。

ミニマリストの理想の進め方

  1. お金の使い道を把握する
  2. お金の使い道を固定費と変動費に分ける
  3. 固定費(毎月かかる一定の金額)を最適化する
  4. 収入から固定費を差し引いた残りを最適な使い道に割り振る
  5. 不要なモノを徐々に捨てる

いきなり片付けを始めても、モノが入ってくる状況を何とかしないと穴の開いたボートから水をかき出しているようなものです。

まずは支出をコントロールして、穴をふさぐことが先決です。

以下の記事に、支出のコントロールをするべき理由について書いています。世の中の大半の方がやらかしてしまっている失敗についてまとめました。

【ミニマリズムは”損”をしない考え方】パーキンソンの法則をくつがえす!無駄を省く人生プランのススメ
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年間の可処分所得を確認する

年間の可処分所得を確認することで、いったい自分がどれくらいのお金を使うことができるのか?ということが明らかになります。

可処分所得とは、収入から税金などを引いた手取り金額のことです。

例えば桃太郎がきび団子の量を知らずに旅に出ていたらどうでしょうか?

  1. 最初の一個を自分で食べてしまう(笑)
  2. お腹を空かせた犬にきび団子を二個あげる
  3. 3個しか無かったきび団子が無くなる
  4. その後に出会ったキジとサルを仲間にできない
  5. 鬼にやられる

可処分所得を把握はあくしていないとこういうことになりかねませんので、しっかり知っておくことが重要です。

やれることの選択肢を増やすという意味でも可処分所得を増やすことが大切です。

参考ですが、サラリーマンの平均収入について以下の記事にまとめています。

負担となる税額や社会保険料についても解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。

サラリーマンの平均年収は532万円!負担となる税額、社会保険料について解説
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固定費を確認して無駄が無いかをチェック!

固定費をチェック

家庭で毎月必ず発生する支出(固定費)はどんなものがありますでしょうか?

我が家の場合は以下の項目が固定費です。

我が家の固定費

  • 住居:賃貸の家賃
  • ライフライン:水光熱費
  • スマホ、ネット:通信費、通話費
  • 子供:習い事、幼稚園費用
  • 投資:積立投資(学資保険代わり)
  • 娯楽:月額サービス
  • 保険:車、ケガ

我が家の固定費の詳細を以下の記事にまとめています。自身の家計と比較してみると分かりやすいと思います。

名古屋市在住、大人2人、子供2人の四人家族の固定費はいくら?他人の家計を見ることで自分の家計を見直そう
毎月固定でお金がかかる項目の金額ってどれくらいが適正なんだろう。他の家庭のも見てみたいなあ。といった疑問に答えます。断捨離・ミニマリストメディア『それいる?』では生活コストを節約する記事を多数掲載しています。

家庭によって異なると思いますが、どの家計にも共通する基本的な支出をあげ、説明していきます。

テル
テル

固定費の項目自体は、家庭によって大きな差は無いと思います。

本章の内容

  • 収入に対して家賃は適正か?
  • 水道代・電気代・ガス代は適正か?
  • ネット代・スマホ代

収入に対して家賃は適正か?

適正家賃について説明

支出に占める割合で、ほとんどの場合に一番大きいのが家賃です。

収入に見合った家賃の家に住むことによって、生活の自由度を上げることができます。

もちろん、時間をとるために職場近くに住むとか、駅近くに済むという明確な目標があれば家賃が高くても良いと思っていますが、収入に見合ってなければ、収入を増やすか何かを我慢することになりますのでバランスが大事ですね。

そこで、僕の考える適正家賃は、可処分所得の20%以内です。

これくらいに収めておけば残業代が無くなったり、急な出費があっても十分に対応できるからです。

例えば、年収500万円の可処分所得は390万円。その20%は78万円なので、65,000円/月までの家賃が適正かなと思います。

ただし、共益費や駐車場代なども含んで計算します。

例えば、年収700万円の可処分所得は530万円です。

その20%は106万円なので、88,000円/月までの家賃が適正かなと思います。

もし収入に見合っていない家賃帯のところに住んでいるようなら引っ越して、自由に使えるお金を増やすというのをおすすめします。

家賃が適正ではない場合は引っ越しも検討

家賃が適正でない場合で、その家に住んでいる理由がぼんやりしているのなら思い切って引っ越してみるというのもありだと思います。

固定費が高いと貯金もできませんし、生活が段々と苦しくなっていきます。

まずは固定費を下げていったん苦しい生活を回避し、ミニマリズムを体得して支出を減らし、収入も上がったくらいで新たに住み替えを検討するくらいでも良いと思います。

テル
テル

それができてしまうのが賃貸の良い所ですよね。

また、引越の時期は6~7月や10~11月の引越閑散かんさん期がオススメです。

この時期なら引越し業者への引っ越し費用交渉がしやすいので、試してみると良いと思います。

僕は8月が閑散期なのではないか?と狙って引越しをしたのですが、9月から異動となる人が多いので8月は逆に繁忙はんぼう期でした(汗)時期は選ばないといけませんね。

以下のウェブサイトで引越料金を比較見積りすることができるのでオススメです。


水道代・電気代・ガス代は適正か?

4人家族の我が家の水光熱費の月額料金を参考に記載します(7月)

我が家の水光熱費

  • 水道代:3,445円
  • 電気代:6,035円
  • ガス代:4,443円

水道代は食洗器、シャワーなどを見直すことで節水できます。

電気代は小売の自由化が始まって様々な業者が競争しています。定期的に電気代の比較をすることで安さを追い求めましょう。

電気の切替えはエルピオでんきがおすすめです。

ガス会社と一括契約ではないほとんどの場合で安くなるので、切替の検討をしてみると良いと思います。

今ならキャッシュバックキャンペーンもやっているのでお得です。




また、ガス代は都市ガスの場合も小売りの自由化が始まっていますので、定期的に確認しましょう。

プロパンの場合は少しの工夫であっさり安くなる場合があります。僕の場合はたった一回の電話で2,000円/月も下げることができました。

ガス代の料金比較なら【エネピ】がおすすめです。

一番安いガス料金を比較してお得に乗り換えることができます。



賃貸かつプロパンガスの場合は個人の都合で変更できません。

ネット代・スマホ代

ネット代

アパートに住んでいるなら月額3,500円くらい(プロバイダ込み)なら安い方だと思います。

これ以上の金額だと乗り換えもありだと思いますが、そもそも解約手数料が発生する場合がありますので、乗り換え前には契約書を確認することをオススメします。

【体験談】
以前コミ〇ファを使っていたのですが、引越の事情で解約しなければならなくなりました。
僕は継続利用を希望したのですがコミュフ〇の都合で継続利用できず、しかも解約料35,000円くらい払わされるという仕打ちに。。。
今は条件が違うかも知れませんが、金輪際〇ミュファは使わないと決めたのでした。
という事例もあるので、契約書はしっかり確認しましょう。

我が家はNET FLIXのヘビーユーザーなのでネット契約が必要ですが、スマホのLTEだけで事足りるなら、ネット契約をしないという選択もありですね。

スマホ代は格安SIMを使うかどうかで金額が大きく異なる

まだ大手キャリアのスマホを使っている方も多いと思いますが、格安SIM、SIMフリースマホにした方がコスト的に断然有利です。

大手キャリアの場合、SIM(回線)とスマホ本体を同時に契約する場合が多く、〇年縛りというのがあるので長期に渡って金銭的に損をし続けます。

「端末代金と通信料金の完全分離」が義務付けされることが2018年の有識者会議で方針として示されました。
これによってiPhoneなどの高額ハイエンドモデルを割賦で買うことが事実上不可能になりますので、大手キャリアで契約する旨味もなくなります。

大手キャリアから切り替える場合に解約金が発生する可能性はありますが、格安SIMに切替えれば数か月で回収できます。

数ある格安SIMの中でも、安さで言うと『LIBMO(リブモ)』という格安SIMがおすすめです。

データ容量3GBを選択した場合、半年間は980円/月で利用できます。

テル
テル

安さがエグイです(笑)

7か月後からは料金が+600円になります。

LIBMO

【月額料金最安】LIBMO

料金を安くするには固定電話を無くすのがベストですが、上記はどうしても難しい場合に有効です。

もし夫婦で大手キャリアのスマホを使っている場合は月々14,000~20,000円をスマホにかけていると思います。

しかし、LIBMO(リブモ)に切り替えれば夫婦でも月々2,000円なので、12,000~18,000円も家計が浮くことになります。

大手キャリアでないとどうしてもだめだという場合は仕方が無いですが、客観的にかなり損していると思います。

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まとめ

POINT

  • まずは可処分所得を確認しよう
  • 次に固定費を確認しよう
  • 固定費が適正かどうか調べよう
  • 収入や使い方に見合っていない固定費は見直そう

固定費は日々見直すものではありませんが、多少の金額差でも数年に渡ってじわじわと効いてきます。

まずは固定費を適正にして使用可能なお金を増やすということを実施してみてください。

 

ではまた!

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