ども!テルです。
皆さん小遣い制ですか?
僕は以下の理由から小遣い制にすることを妻に申し出ました。
【小遣い制にした理由】
- 自分がお金をいくら使ったのか分らない
- 妻も小遣い制にして、使えるお金の上限を設けてほしい
- 使ったお金をレシートで管理するの時間がもったいない
小遣い制にして1年弱経過するのですが、小遣い制にして分かったメリットを多く発見できましたので共有します。
というか僕にとってデメリットはありませんでしたね。
タップできるもくじ
小遣い制にして分かったこと
①小遣い制ではない=管理者不在
小遣い制ではないということは、管理者がいないということです。
つまり誰も止めてくれる人がいないということですね。
自分だけは大丈夫と思っている方も、支出の記録を取っている方は少ないかと思います。
〇欲しいかどうかが判断基準だった
僕は浪費家ではないつもりでしたが、欲しいと思ったモノは都度買っていました。
・本
・セミナー、情報商材
・服や時計
・お酒
管理が全くできていないというのと、自分はお金の管理ができているという思い込みが助長させていたかも知れません。
無駄遣いではないと思っているので、自分がいくら使ったかなんてもちろん記録していないですからね。
また、買った本はしばらく読まなかったり、セミナーに出席して満足していたりしたわけです。
〇アウトプットを意識していない
これは、以下が要因と考えています。
【無駄使いの要因】
- アウトプットを意識していない
- 今必要なモノを把握していない
『アウトプットをしないならインプットもしない』の記事にも書いていますが、アウトプットを意識しないでインプットを行ってもほぼ意味がありません。
アウトプットをすることで記憶に定着しやすくなるのですが、それをしないので、いずれ記憶から抹消されるというのが理由です。
欲しいという理由で買っても今使うということには直結しないこともあるので、この点が無駄だったなと感じています。
②小遣い制が答えだった
これではいけないと小遣い制にしようと妻に申し出ました。
言わずに使用金額を決めてひっそりやっておけば良いモノを、わざわざ妻に申し出た理由は2つあります。
- 小遣い制の強制力を働かせたかった
- 妻の使用金額もブラックボックスだったので、妻にも協力してほしかった
- 妻と自分の小遣い額を同額にすることで、夫婦の不平等感が無くなると思った
小遣い制にして1年弱ですが、分かったことがあります。
○上限をもうけることで支払いを意識する
自分の使えるお金を意識するというのは、自制する意味で大きいです。
意識するということは今月必要なモノ・サービスなのか、そもそも自分に必要なのか。
お金を使うたびに考えるということです。
意識をしなかったら簡単にお金なんて消えてしまいます。
・毎週飲み会で 2,000円/月
・ゴルフに毎月行って 10,000円/月
・大手キャリアのスマホで 7,000円/月
・趣味などで 15,000円/月
合計52,000円/月です。
ここまで使えば『あれ?貯金できないな』と気付くと思いますが、意識しなければ毎月出費としてたれ流してしまいます。
○消費か投資かを考える
小遣いの金額は限られているので、なるべく費用対効果の高いお金の使い方をしたい。
つまり、このお金を支払うことで得られる体験、経験は費用以上のモノか?ということを考えたくなりますよね。
『行動を消費から投資に変換する方法』でも書きましたが、消費的行動ではなく投資的行動を考えるようになりました。
○本当に必要なモノが分かる
上記を繰りかえすと、本当に必要なモノが分かりやすくなります。
少ない小遣いでも必要モノだけ買っていたら、少ない小遣いでも使いきれなくなってきました。
なので余ったお金は貯金したり、副業の原資にしたり、妻や子供たちにちょっとしたプレゼントをあげたりしています。
〇妻のブラックボックスが透けて見えた
意外と見えていない部分ですね。
夫の小遣い5万円、妻0円という家庭もあるのではないでしょうか?
その内情を知っていますか?
もちろん0円で生活できるわけありません。化粧品や、お菓子、趣味だってあります。
実はそれらのお金は生活費の中に紛れ込んでいる可能性があります。
化粧品とか高いですからね、夫はもちろん、妻自身も使っている金額を把握していない可能性があります。
これをお小遣い制に協力していただいて、上限をもうけるのは家計管理には必須と言えます。
なお、妻から小遣い制を申し出る場合は、もちろん夫だけ小遣い制という不平等はやめてくださいね。
小遣い制の進め方
では初めて小遣い制に挑戦してみたいという方のために、小遣い制の進め方を説明します。
①変動費を計算する
変動費とは、毎月給料の手取り金額から、固定費を差し引いたものです。
固定費は家賃や光熱費など、月ごとに決まった金額を支払っているモノです。
固定費の詳細については、『ズボラ家計管理』の記事に詳しく書いています。
なお、共働きの場合は、手取り給料を合算した金額から固定費を差し引いてください。
②小遣い金額をざっくり決める
変動費から小遣いをざっくり決めます。例えば以下のようにしてみてください。
【小遣いの決め方】
- 手取り金額 30万円
- 固定費 15万円
- 変動費 15万円(①-②)
- 夫小遣い 2万円
- 妻小遣い 2万円(=④)
- 生活費 11万円(③-④-⑤)
小遣い金額の適正は家庭によってまちまちです。
金額の正解はありませんので、毎月実践してみてどうだったか夫婦で会話してみると良いと思います。
同じ立場になるので、連帯感が生まれるかもしれませんね。
③小遣い金額は低めに設定
小遣い金額はなるべく低めで設定しておいた方が良いです。
というのも少しきつかったら低い金額から徐々に上げていけば良いですが、高い金額(例えば5万円くらい)から徐々に下げることは心理的にも難しいです。
なので、初めは思ったより少し低めの金額で設定しすることをオススメします。
④小遣いに含まれるかどうかは夫婦で相談する
仕事の作業着代やスーツのクリーニング代、病院代などはどうするの?と思うかも知れません。
そういう判断が難しいモノは夫婦で相談して決めていけば良いと思います。
参考までに、我が家は以下のようにしています。
・スーツのクリーニング代 :生活費
・病院代 :小遣いと生活費半々
・スマホ代:生活費(格安SIMなので2人で6,000円くらいですが)
まとめ
POINT
小遣い制を導入すると
- 本当に必要なモノを見極められる
- 妻(夫)のブラックボックスが見えることで家計管理が楽になる
- 消費から投資的な目線が養えるため、人生が変わる
是非実施してみてください。
ではまた!
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