ども!テルです。
・おもちゃのおねだりが無くなる
・お金に対しての教育方法が分かる
【このブログを読んでほしい人】
・おねだりに悩んでいる
・教育について悩んでいる
お子さんがいる家庭では、買い物時のお菓子やおもちゃのおねだりについて、一度は悩まされたことがあると思います。
我が家はの子たちはとびきり元気なので、おもちゃをダメと言っても諦めないので悩んだのは一度や二度ではありません。
なぜうまくいかないか理由を分析し、新しい方法を実施し、改善するというサイクルを回し、おもちゃのおねだりをさせない方法を確立できました。
それはお小遣い制にするということです。
大人の定額制お小遣いのようなモノではなく、お手伝いなどで助かることをしてくれたら都度お小遣いを渡しています。
この方法は、子供のお金の教育にもなり、さらに労働者意識ではなく、経営者意識を植え付けることができるので、その内容について共有します。
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おねだりをする理由
そもそも子供がおねだりをする理由は何か考えてみたことはありますでしょうか?
欲しいモノを我慢できないというのはあるとは思いますが、おねだりの根本の理由は他にあると思います。
①おもちゃをもらえる判断条件が明確ではない
ある日はたまたま親の機嫌が良かったとか、時間があったなどの理由でおもちゃを買ってあげます。
そしてまたある日は上記と逆の理由でおもちゃを買わない。
これって子供にとっては買う買わないの理由がよく分からないですよね。
『なぜ昨日はおもちゃ買ってくれたのに今日は買ってくれないんだろう。』と思った結果、おねだりをします。
口で何度も説明したとしても、子供が泣き叫んでいたら会話は成立しなくなります。
②粘れば買ってくれる
おねだりも長時間粘ることで親が折れておもちゃを買ってくれたりします。
一度折れてしまったら子供は学習します。
欲しいモノがあれば買えるまでダダをこねると思います。
僕もやってしまったことがありますが、子供に粘り負けするとしばらくダダをこねられますからね。
有名な実験で、『マシュマロテスト』というのがあります。
以下の流れで子供がマシュマロを食べるのを我慢できるか?というものです。
- 子供の前にマシュマロを置く
- 食べるのを我慢できれば、もう1個マシュマロをあげると言う
- 子供を部屋に1人きりにさせ、マシュマロを食べるかどうか見届ける
この動画を見れば分かるように、マシュマロを我慢できる子と我慢できない子がいます。
家庭環境や育て方が影響しているのは言うまでもありません。
効果的なお小遣い制とは
この方法は4歳以上の子供に対して有効だと思います。
3歳以下だとお金の概念を理解していない可能性があるため、効果が限定的になるかもしれません。
①助かったと思った時にお小遣いをあげる
我が家ではお手伝いを頼んでやってくれれば10円をあげるのですが、子供から自主的に手伝ってくれた時は10円か20円をあげるようにしています。
ここでの注意点は手伝いをやってくれるたびにお小遣いを渡すのではなく、1日の合計金額を夜に渡すようにしています。
こうすることでどの作業がいくらという労働者意識を植え付けるのを避け、お小遣いの金額=感謝の総量という認識をさせることができます。
これによって人の役に立つことはお金になる、つまり経営的な視点を養うことができると考えています。
②お小遣いの使い方は子供に任せる
お小遣いの使い方について、親はとやかく言いません。
というのもお小遣いを与えることで、おもちゃは親からもらうモノではなく、自分で買うモノになります。
この意識が根付けばスーパーでダダをこねるということは無くなります。
買えないのは小遣いが無い、つまり手伝いができていないという明確な理由があるからです。
また、お小遣いの使い道は今のところ以下がほとんどです。
・あらかじめ用意したおもちゃを買い取ってもらう
・お店で購入する
しかし、小学生の高学年くらいまでには以下をやってもらい、お金を働かせることで収入を得られるということも学んでもらいたいと考えています。
・フリマアプリでおもちゃなどを売る
・娘が気に入っているおもちゃを提供している会社の株を買う
③お小遣い制のメリット
- スーパーでダダをこねない
- 経営的な視点を養える
という点以外にもメリットはあります。
〇お金の勉強になる
10円が5枚で50円、10円が10枚で100円と言われても子供は感覚的に理解できません。
ですが、このおもちゃは150円だよ。と子供の目の前に差し出すと、子供は持っているお金で買えるのかどうか聞いてくると思います。
それに対し、10円が15枚だよと伝えれば『おもちゃ=150円=10円が15枚』というように、子供の中でおもちゃと漠然とした数字が繋がります。
こうすることで何がいくらで買えるという相場感と、お金の計算の仕方が自然と身に付きます。
これを小さいうちからやっておくことは、将来的な生きやすさにつながると思います。
〇親の仕事がどんなものか分かる
子供のお小遣い制を始め、いくらでおもちゃが買えるか分かるようになってきたころの話です。
妻が子供に対し以下のように言いました。
『あなたがお手伝いをしてお金をもらえるように、パパも会社で一日中お手伝いをしてるんだよ』
それに対しての子供のリアクションは『パパかわいそう』
なんだかとても切なかったですが、サラリーマンでいることについて考えさせられました。
ということで、自身もお金を稼ぐようになって初めて親の仕事は何をしているか、どれくらいもらっているか(笑)興味を示してくれるようになったのでした。
家族でお金の話はタブー視する家庭も多いと思いますが、お金は生きていく上で切っても切り離せないモノなので、積極的に話をした方が良いと思います。
まとめ
子供をお小遣い制にすることで
- スーパーでダダをこねなくなる
- 相手が喜んでくれることを考えるようになる
- お金の勉強になる
- 親の仕事に興味を示すようになる
子供が自ら稼ぐ小遣い制とすることで、色々な場面でコスト意識が芽生えるようになります。
中学生ぐらいになって定額お小遣い制にしたら最後。
手伝いはしない代わりに、賃上げ交渉しかしてこないようになりかねません。
子供が小さいころから『お小遣い=感謝の総量』と覚えさせておくと、親も子供もwin-winになるので、是非実施してみてください。
ではまた!
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