ども!テル(@Teritter)です。
前回の最初のステップでは固定費の削減をしました。
固定費の削減をすることで、毎月ほぼ決まった額の支出を削減し、自由に使えるお金を増やすというのが目的です。
そして今回のステップでは変動費の把握です。
固定費ではモノが入ってくるということがありませんが、変動費は衣類や趣味のモノ、日用品などモノが入ってくる支出が含まれます。
固定費削減で自由に使えるお金が増えても、その分変動費としてモノを買うために使っていたら家のモノは減っていきません。
そうならないためにも、自身の消費行動を見直して、モノが入って来づらい状況を作ることが重要だと考えています。
ここをしっかり見直しておけば、人生トータルで数百万円も浮く可能性があるので、しっかり押さえておくことをおすすめします。

お金の使い方を改めてチェックしてみましょう。
『ミニマリストの始め方』と冠した記事では、ミニマリストを体系的に進められるようにしています。
以下の記事を見ていない場合は、チェックして全体像を把握してから読み進めてもらえると良いと思います。

タップできるもくじ
自身の消費行動を客観的に見る
きっかけがないとなかなか振り返らないのが自身のお金の使い方です。
しかし、改めてよく考えると以下の通り様々な疑問がわいてきます。
- その消費行動は直感的なモノなのか?
- その消費行動は収入に見合ったモノなのか?
- その消費行動は意思やこだわりがあるものなのか?
この変動費の使い道を客観的に見て、誤っていれば、もしくは自身の意にそぐわない場合は見直しをしていきましょう。
本章の内容
- 自身の消費パターンを確認する
- 消費のパターンは自分がどんな人間か表している
自身の消費パターンを確認する
固定費と異なり、人によってお金を使うカテゴリーが全く異なるのが変動費です。
1,000人いたら1,000通りの消費行動があると思います。
その消費について客観的に見ることは、自身のクセ・習慣を確認することであり、『入ってくるモノを断つ』ための情報として使えます。
日常生活の主な変動費
生活する上で消費する変動費として、以下があげられます。
・食費 食べないと生きていけない
・日用品費 トイレットペーパーなど無くてはならないモノもあり
・(交際費)
・(旅費)
・(交通費)
・(被服費)
・(趣味費)
・(外食費)
・(家具・家電)
人によって、何かに偏ったりするのが普通だと思います。
生活スタイルがそれぞれ異なるので当たり前なのですが、消費行動を客観的に見ることで、自分が何の消費に偏っているかを確認することができます。
自身の生活費を紙に書き出す
例えば、変動費として月に10万円使うとします。
上記の項目に月々どのくらい使っているか紙に書いてみると、自身のお金の使い道が一目でわかります。

細かくやり過ぎるとやる気がなくなる可能性があるので、ある程度ざっくりやるのが良いかなと思います。
以下に10万円の内訳の例を示します。
これが正しいというわけではないですが、生活する上で必要な食費、日用品費は高くなると思います。
例えば趣味費用や旅費の方が高いならば、それはその項目を重要視しているということですね。
・食費 4万円
・日用品費 1万円
・(交際費) 5千円
・(旅費) 1万円
・(交通費) 5千円
・(被服費) 1万円
・(趣味費) 5千円
・(外食費) 5千円
・(家具・家電) 1万円
こうやって自分の支出を見えるようにすると、自分の消費パターンが分かりますね。
ちなみに、我が家は給与から固定費を差し引き、その残りを変動費として使っています。
給料日に変動費として使用するお金を現金で下ろし、その金額内でやりくりすると決めれば貯金などもしやすいし、無駄遣いしないのでおすすめです。
なかなか貯金できないという方に特におすすめの方法なので、興味のある方は以下の記事をチェックしてみてください。

消費のパターンは自分がどんな人間か表している
消費のパターンを見えるようにすることで、自分がどんな人間か分かります。
上記で書いた各項目について、それぞれ費用の割合がかなり高い場合はどんな人なのかを考えてみました。
・食費 健康(総菜で高い場合は時短)
☆日用品費 生活向上
・交際費 共存
・旅費 アウトドア
・交通費(仕事の移動は含めない) アウトドア
☆被服費 外見重視
☆趣味費 楽しみ重視
・外食費 時短、楽しみ重視
☆家具・家電 生活向上
これ以外にもあると思いますが、特定の支出が多い場合はこのように分けられると思います。
自身の支出と自身の傾向について当たっていますでしょうか?
もし当たっていない場合は、無意識にお金を使っている可能性があります。
例えば特に外観重視というわけでもないのに被服費が多い場合、余計に服を買っている場合があります。
例えば生活向上志向でもないのに、日用品費や家具家電が高い場合、ストック癖や興味でお金を使っている場合があります。
お金の使い方と、自分が思っているライフスタイルにギャップがある場合は軌道修正が必要です。
なお、上記の☆マークの費用が過剰だとモノがどんどん増えていきます。
この費用が過剰ならば、まずは抑えることで家に入ってくるモノを少なくすることができます。

☆マークの項目をチェックしましょう。
家に入ってくるモノを断つ
上記で自分がどんな分野にお金を使っているか、どんな志向性があるのかが分かったと思います。
特に☆のマークの分野に多くお金を使っていたら、生活の中で工夫してモノが増えない仕組み作りをする必要があります。
本章の内容
- 支出の中でも日用品費が高い場合
- 支出の中でも被服費が高い場合
- 支出の中でも家具・家電費が高い場合
支出の中でも日用品費が高い場合
日用品費には消耗品と、生活用品があげられます。
それぞれの減らし方について解説します。
消耗品費を減らす方法
洗剤、トイレットペーパー、シャンプー、ヘアスプレーなど、これらの消耗品費が高くなる場合、ストック癖、新しいモノを試したい欲、薬局やスーパーでのついで買いなどの傾向があると考えられます。
これはAmazonや楽天などのECショップでお気に入りのモノをまとめて買うことをおすすめします。
- 時短になる
- 家まで届けてくれる
- リアル店舗より安いことが多い
- 余計なモノのついで買いが無くなる
アマゾンのサービスの『あわせ買い』をすると1回の買い物で千円以上得をする場合がありますので、知らない方は試してみてください。
詳細は以下の記事に書いています。
関連記事:アマゾンの『あわせ買い対象』商品で生活コストを落とす方法。物によっては半額もアリ

アマゾンのあわせ買いで薬局よりも安く日用品を調達できるようになりました。
生活用品費を減らす方法
包丁、器、コップなどホームセンターや100円ショップに売っているモノなど、これらの費用が高くなる場合も上記の消耗品費と同じ傾向があると思います。
生活をより便利にしたいという気持ちで様々なモノを購入して使いこなせていない場合、その気持ちこそがモノを増やして逆に生活を不便にしているということもあると思います。
100均の通い癖がある方は以下記事に100均で買わない方が良いモノについて書いていますので、参考にどうぞ!
関連記事:100円ショップで買うべき物、買わない方が良い物。買い物での注意点まとめ。
支出の中でも被服費が高い場合
服を買うのは簡単ですが、手放すには以下の判断をする必要があるため、かなり大変でメンドクサイです。
- 手放す候補の服をピックアップ
- 手放すどうかを考える
- 手放し方を、売る、ゆずる、捨てるから選ぶ
- 手放す
たくさん数を持つことを重視している方は、本当に欲しいと思ったモノしか買わない、少し高くても欲しいなら買うということを実践してみてください。
そうすればいずれクローゼットの中は数合わせの服ではなく、お気に入りの服だけになるはずです。
服に関係する断捨離の方法は以下を参考にしてみてください。
関連記事:【断捨離の進め方】服編~リバウンドしないために押さえておきたい3つのポイント~
支出の中でも家具・家電費が高い場合
特に家電は買ってみたけど生活になじまなくて使わなくなったとか、意外と使い勝手が悪かったという経験はないでしょうか?
そういった経験がある方におすすめなのが、【スマレン】という家電をレンタルできるサービスです。
特徴として以下があります。
- 受け取り、発送ともに送料無料
- 自宅で受け取り、自宅で返却できる
- 各カテゴリで最新モデルを取り揃えている
- 不注意で故障させても、負担は最大2,000円まで(保証料なし)
モノを増やしたくない方、使用感を試してから買うかどうか検討したい方におすすめです。
まとめ
POINT
・自分の消費行動を分析することで志向性が分かる
・日用品、衣服類、家電類の消費の仕方を工夫して入ってくるモノを断つ
入ってくるモノを断つことで家のモノを減らしていく準備が整います。
部屋が汚い人がいきなり断捨離を始めるのを良く聞いたりしますが、入ってくるモノを断つことができていないので、せっかくキレイにしたのに汚部屋に逆戻りなんてことにもなってしまいます。
まずは自分の消費行動を見えるようにしてから対策するのが良いと思います。
ミニマリストの始め方。参考記事
ではまた!
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