ども!テル(@Teritter)です。

- 先入れ先出しって何なんだろう?
- 片付けがうまくいかないんだけどいい方法無いかな?逆にモノが増えている気がするんだけどどうすればいいんだろう?
といった疑問に答えます。
本記事の内容
- 先入れ先出しの成功事例と失敗事例
- おすすめの先入れ先出し方法
先入れ先出しと聞いて、なんとなく先に入れたモノを先に出すんだろうな。と想像は付くと思いますが、元々は簿記で使う用語であり、以下の通り工場の材料などに適用されるルールのことです。
【先入先出法】
先に取得したものから順に払い出されると仮定して、棚卸資産の取得原価を払出原価と期末原価に配分する方法である。
英語では、FIFO(First In, First Out)という。
引用元:Wikipedia
上記はすんごい分かりにくいのですが、簡単に言うと、例えば工場で服を作るとします。
毎月決まった数の服を生産するなら、毎月決まった量の布を仕入れますよね。その仕入れた布を仕入れた順に材料として使っていくと仮定するのが先入先出法です。
なぜ仮定かというと、実際工場では仕入れてすぐのモノを間違えて使ってしまう場合や、そもそも管理をしていない場合があるためです。
ルール化されていないモノの資産管理をするために”先入れ先出しである”と仮定しないと計算できないからですね。
実はこの方法、不用品の断捨離にも使えます。
ルール化することで一時の感情に惑わされず、冷静に断捨離することができるのでおすすめです。

モノに感情移入して片付けが進まない方におすすめの方法です。
ということで、先入れ先出しについての成功事例と失敗事例、おすすめの先入れ先出し法について解説していきます。
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先入れ先出しの成功事例と失敗事例
家庭での先入れ先出しは新しい取り組みでも何でもなく、すでに多くの家庭で片付けの手段として使われています。
ですが家庭によって片付けがうまくいっている分野、全然うまくいっていない分野があるのは事実。
成功している事例と失敗している事例からなぜ優劣が生まれているかを改めて確認し、対策していきましょう。
本章の内容
- 成功事例:食料品の管理
- 失敗事例①:消耗品の管理
- 失敗事例②:衣類の管理
先入れ先出しの成功事例:食料品の管理
食材は鮮度の関係で先に購入したモノを先に使う必要があります。
例えば牛乳の場合、パックを半分程度飲んだ段階で次の牛乳パックを開けるということは普通は無いですよね。
このように鮮度が関係する場合は、自然と先入れ先出しを生活の中で応用しているんです。
なぜこれが自然にできているかというと、先入れ先出ししないと食材が腐り、損をするというのが分かりやすいからだと思います。

損は誰だってしたくないですもんね。
例えば夫婦共働きで相手が何を買ってきているか分からない。
先入れ先出しできていないかも?という家庭はかなりの無駄が発生している場合があるので、一度冷蔵庫の中などをチェックしてみることをおすすめします。
また、食材宅配サービスを使えば先入れ先出しが管理しやすくなります。
毎週好きな商品を選んで発注するのですが、頼んだ商品を元に献立を組み立て、毎週使い切るようにすることで自然と先入れ先出しができます。
食材宅配サービスの『Oisix(オイシックス)』を実際に試し、以下の記事にまとめていますので参考にどうぞ。

先入れ先出しの失敗事例①:消耗品の管理
トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤類、お風呂グッズなどの消耗品類になると話が違ってきます。
安い時にまとめて買った方がお得な気がするのでついつい過剰にストックしがちですよね。
でもその過剰ストックをすることデメリットも多くあります。
- スペースの無駄 →スペースはその分の家賃がかかるのでコストが発生しています
- 支出管理ができない →支出が乱高下して家計管理が難しくなります
- 探す時間が長くなる →時間の無駄です
- 間違えて既にあるモノを買う →お金の無駄です
普段からまとめ買いをする方は、基本的に様々なモノのストックが多くなる傾向にあると思います。
消耗品は食材のように腐ることはないので、損が分かりにくいというのもデメリットに気付かない要因かも知れません。
このようなデメリットを無くすためには、消耗品が無くなったら買う、無くなりそうになったら買うというルールを設けることが必要です。
先入れ先出しの失敗事例②:衣類の管理
お気に入りの服が増えれば増えるほど服は増えていきますよね。
服は着なくても、いつか着ようと思ってしまいがちで、それこそ5年くらい着なくても持ち続けてしまうことだってあると思います。

僕もかつてサイズ全然合ってないのに、高かったから捨られないという服を持っていました。
服はたくさんあったって良いじゃないと思う方もいると思いますが、これについても以下のようなデメリットがあります。
- 服を選ぶのに時間がかかる
- 着ない服を見るたびに罪悪感を感じる
- 服を収納するケースを買うとお金とスペースを食う
服を多く持っているほど『まだ足りない』という気持ちを持っている方も多いと思います。
服についても新しいモノを買ったら古いモノを手放す、手放す物がなければできるだけ服を買わないというルール作りが必要です。
そのルール作りのための土台として、モノの量を最適化する断捨離は有効な手段です。
服の断捨離については以下にまとめていますので参考にチェックしてみてください。

おすすめの先入れ先出し方法
先入れ先出しを取り入れて、ストックの効率化や断捨離をする方法を紹介します。
本章の内容
- アマゾンパントリーでストックを効率化
- LOHACOで生活スタイルにFIT
- 超簡単な方法でいらない服を見分ける方法
おすすめ先入れ先出し法①Amazonパントリーでストックを効率化
Amazonパントリーとは、自分で決めた商品を定期的に購入するアマゾンのシステムです。
・サービス利用料は390円/箱
・amazonプライムへの登録が必要
・一箱でまとめて受け取れるからゴミも少ないし、送料も浮く
・消耗品などを少量から買えるからストックが過剰にならない
アマゾンならすぐ届くので、自宅で保管してた消耗品などがアマゾンの倉庫に変わったようなもんですね。

まさに先入れ先出しのためにあるようなシステム。
共働き世代など買い物の時間が無い方や、アマゾンユーザーにおすすめです。
おすすめ先入れ先出し法②LOHACOで生活スタイルにFIT
LOHACOはヤフーとアクスルが提携してできたネットショップです。
・翌日お届けや時間指定でも送料無料
・たくさんの生活用品ラインナップがある
・PayPayやTポイントなどポイントがたくさんつく
・ソフトバンクユーザーはいつもポイントが多くつく
・早朝6~10時、深夜21~24時の早朝、深夜配送も可能
アマゾンでも売っているモノを多く扱っていますが、コラボ商品や一部の地域では生鮮食品など、ロハコでは多種多様な商品を売っています。
また、深夜早朝便など生活スタイルにFITしたサービスも特徴です。
ソフトバンクユーザーなら、毎週日曜日は対象金額の16%も戻ってくるという点も大きなメリットとしてあります。
ソフトバンクを使っている方はぜひ検討してみてください。
おすすめ先入れ先出し法③超簡単な方法でいらない服を見分ける方法
服の先入れ先出しは難しいですが、服の稼働率を見えるようにすることで断捨離が楽にできます。
対象としてはクローゼットのハンガーパイプにかけている服・パンツですが、簡単にいらない服を見分けることができるのでおすすめです。
いらない服の見分け方について解説します。
①その日着た服をポールの一番端にかける
着た服をハンガーにかけ、ハンガーパイプの一番端にかけます。
ハンガーパイプの右側と左側で、手の届きやすい方の端からかけていきます。
②次の日以降も同じ作業を繰り返す
次の日以降も新しく着た服やズボンを、ハンガーパイプの一番端(最初にかけた方)にかけます。
服と服の間ではなく、一番端にしまうようにするのがポイントです。
③ある程度の期間がたったら、かけてある服を確認する
例えば目安として2週間たった後、端から順にハンガーパイプにかけてある服やズボンをチェックします。
あるところを境に、2週間で1度も着なかった服・ズボンのエリアになるはずです。
着ていない服を見えるようにすることで断捨離する判断がしやすくなるため、クローゼットが服でいっぱいという場合は試してみてください。
まとめ
POINT
- 生活に先入れ先出しを取り入れると管理が楽
- 消耗品や服は先入れ先出しができにくくなるので注意
- Amazon パントリーやLOHACOを賢く使ってストックの効率化をしよう
- 服は着ないモノを見えるようにして手放そう
先入れ先出しは生活の効率を改善してくれます。生活の質を上げるためにも是非実践してみてください。



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