ども!テルです。
車にカーナビはついていますか?
僕は新車を買ったことがないので、オプションでカーナビをつけた経験は無いのですが、購入した中古車にはいずれもビルトインタイプのカーナビがついていましたが、現在はナビは使っていません。
価格については、純正のカーナビは10~30万円程度。
社外カーナビの売れ筋は5~10万円程度します。
参考:価格ドットコムのランキング
新車だけでも十分高いと感じますが、オプションで30万もかかってしまうなら、僕だったらその分どこかに旅行に行きたいと思ってしまいますね。
というのも今の時代はスマホがあり、スマホにはグーグルマップがあります。
スマホの普及率は75%にものぼり、もはやカーナビは不要なのではないか?と考えています。
参考:総務省のデータ
自分自身スマホでナビの代用をしだしてから5年ほど経過し、ビルトインタイプのナビと比較した場合のメリットとデメリットが分かりました。
高額なナビの購入に疑問を抱いている方のために、カーナビと、スマホ、タブレットのグーグルマップの機能差について共有したいと思います。
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カーナビ、スマホ・タブレットのグーグルマップの機能を比較
メリットとデメリットをカーナビが持つ機能別に解説したいと思います。
①位置情報の精度
グーグルマップもカーナビも、位置情報の取得にGPS(グローバル・ポジショニング・システム)を使用しています。
GPSは人工衛星から時刻データ、軌道データなどを受信して、正確な位置情報を導き出すシステムです。
これが無いとナビができませんからね。
通常は衛生4個以上のデータを受信して正確な位置情報を導き出すのですが、グーグルマップの場合は電波の届きにくいトンネルなどでは精度が悪くなる可能性がありますので、そこはデメリットであると感じます。
トンネルを抜けた後にすぐ分岐点があると、慣れない道の場合は道を間違える可能性があるので注意が必要ですね。
(僕もそれでミスしたことがあります。。。)
反対にカーナビの場合は、加速度センサー、自動車の速度情報の読み取りなどを駆使して、どんな場所でも正確に位置情報を導くことが可能です。
よって、位置情報の精度としてはカーナビに軍配があがります。
②渋滞情報の受信
グーグルマップは他のグーグルマップを使っているユーザーの情報を使用者全員で共有することで、渋滞やその渋滞を抜けるまでの時間、う回路などの情報も共有します。
最近渋滞情報の精度がかなり高くなってきたと思っていたのですが、グーグルマップを使用する人が増えてきたということだと思います。
ちなみに、渋滞があるとすぐに共有され、ナビをしている最中にも最適なルートの更新などを提案してくれるので、非常に優秀です。
反対に、カーナビの場合はVICSという渋滞情報を受診するシステムを使用しています。
VICSは基幹道路だけの渋滞情報なので、う回路の渋滞などの情報の甘さを感じることが多々ありました。
ということで、渋滞情報に関してはグーグルマップの方が優れています。
③道路形状の精度
2019年3月にグーグルは地図データを提供していた日本企業ゼンリンと契約を解消し、自社製マップに切り替えました。
データ提供元が正確な地図データ計測を行っているゼンリンから切り替えたので、まだ不完全なところがあるようです。
ただ、グーグルカーが走ったり、グーグルマップを使っている人が歩くことで段々と道の精度は良くなっていくと思いますが、現時点では少し使いずらい部分もあるようです。
(僕の生活圏では不具合を感じた記憶はないですが)
反対に、カーナビは地図データの更新を、カーナビのSDカードを入れ替えたりして手動で行う必要があります。
その更新には5,000~20,000円程度かかります。
その更新をしにディーラーに行ったら他の整備やらなんやらで色々と工賃を取られそうですが、自動で更新されないというのは痛すぎますね。
ということで、グーグルマップの欠点もありますが、カーナビの手動地図更新よりはましなので、グーグルマップの方が優れていると言えます。
④目的地の音声検索
グーグルマップの場合、『OK Google 〇〇を経由地に追加』でOK。
近くの〇〇屋さんという検索をするとグーグルのクチコミを併せて見ることができますので、寄り道も楽しく簡単にできます。
寄り道後は、元の道に戻る最適なルート検索もしてくれるので、便利ですよね。
カーナビの場合は一度車をどこかに駐車する必要があります。
ナビをポチポチ押して経由地を決定しなければならないのは面倒ですよね。
経由地が決まっていない場合は一度グーグルナビで検索してからカーナビに入力している人もいるではないでしょうか?
また、カーナビでも一部の機種で音声検索が可能ですが、Bluetoothでスマホと連携して、スマホからネット検索した結果をナビにフィードバックしているだけです。
さらに、スマホは専用のアプリを立ち上げておく必要がありますので、そんなことをするなら最初からスマホで調べたいですよね。
参考:パナソニック製ナビの音声認識
⑤道中の音楽
スマホの場合、グーグルマップのバックグラウンドで音楽を流すことができます。
Bluetoothで外部スピーカーと接続すれば満足できる音響にすることも可能です。
ただし、カーナビの場合も音響にこだわることができますが、オプションで取り付けたりするため、スマホに比べて割高な費用がかかります。
ということで、音響はこだわり次第ですが、機能面では優劣なしだと思います。
ただし、ナビ+音楽でスマホのバッテリーの減りが早くなりますので、充電しながら使用するなどの注意が必要です。
⑥ナビの視認性
スマホの画面サイズは5~6インチ。
ナビのサイズは7~9インチ、大きいモノで11インチのモノがありました。
タブレットのサイズは8~10インチぐらいが相場なので、大画面が良いという方はタブレットにするのもありです。
でも、僕の使っているHuawei P20 liteは5.8インチですが、特に見づらいと思ったことはありません。
また、構造上カーナビは車の中心にありますが、運転者からしたら見にくいですよね。
なので僕は自分の目の前にスマホを置いています。
自分の目の前にスマホを置くことで、視点の動線が小さくなり、より安全に運転できます。
コストはスマホ、タブレットの方が圧倒的に安いですが、機能面(使い勝手)としても、スマホの方が優れています。
(タブレットの場合はスペースの関係で車の中心に置く必要あり)
⑦その他の機能
その他のカーナビの機能をあげると、バックカメラ、サイドカメラ、DVD試聴、地デジチューナーなどがあります。
〇駐車時などの使うカメラ類
本人の運転技術、車種によっても要不要があるとおもいますが、僕はカメラ付きの車を所有したことがないので、必要と感じたことはありません。
無ければ無いなりに何とかなるかと思います。
〇DVD、地デジチューナーなどの視聴類
スマホの場合でもYouTubeなどを見ながらグーグルマップを立ち上げることが可能です。
走行中は危ないのでオススメはしませんが、カーナビの純正のモノはそもそも視聴できないようになっていますよね。
パーキングにしないと映らないようになっていますが、アイドリング状態は環境に悪く、ガソリンも消費するのですぐにエンジンを切る人がほとんどだと思います。
ではいつDVDや地デジを見るのでしょうか?
実際はパーキングにしなくても視聴ができるようにディーラーで改造してもらったり、部品を取り付けることで走行中も視聴が可能になるようにしていると思いますが、その改造費でもさらにお金がかかりますよね。
カーナビ vs グーグルマップの結論
①機能面の比較
上記をまとめると以下です。
- 位置情報の精度 カーナビ
- 渋滞情報の受信 スマホ、タブレット
- 道路形状の精度 スマホ、タブレット
- 目的地の音声検索 スマホ、タブレット
- 道中の音楽 引き分け
- ナビの視認性 スマホ、タブレット
ということで、位置情報の精度を除いてスマホ、タブレットの方が機能的に優れていることが分かりました。
②コストの比較と結論
そして最後にコストですが、スマホ・タブレットは普段使うのでコストは0円。
もちろんグーグルマップも無料です。
それに対して、カーナビは5~30万円。
カーナビに出来てスマホでできないことはほぼ無いのに、無駄な出費だと思います。
まとめ
スマホが流行してコンデジやラジオなど様々なモノが世の中からその存在を消しつつあります。
それはスマホが機能をまとめているだけでなく、より情報の横通しをすべく、色々なモノにIoT(Internet of things)、つまりモノのインターネット化が今後さらに進められていくという背景もあります。
電子レンジや洗濯機などハード的にその構造が必要なモノは別ですが、IoT化にあたって、スマホでできることはどんどんスマホに吸収されていくようになるわけです。
ということで、カーナビでできることはスマホでもできますので、機能面でもコスト面でも優れているスマホを活用されることをオススメします。
なお、スマホはそのままどこかに立てかけるとストレスになりますし、倒れたスマホを立て直そうとして事故を起こしたら元も子もありません。
なので、スマホは固定して使用することをオススメします。スマホの固定にはがっちり固定できる以下がオススメです。
ではまた!
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