ども!テル(@Teritter)です。

- 献血って何かメリットがあるのかな?よく駅とかで呼び込みしてて気にはなってるんだけど実際どうなんだろう。
- 献血になんとなく行ってるけど、そもそも体の中でどんな変化があるんだろう?
といった疑問に答えます。
本記事の内容
- 一般的な献血のメリット
- 男性が献血をするメリット
- 献血のデメリット
この記事を書いている僕は、以下の通り13回献血しています。献血を始めてからだいたい8年くらいは経過していると思います。
よく駅などで献血の募集を行っていますよね?
なぜそんなに血液が必要なのかというと、日本赤十字社が以下の様に説明しています。
血液は酸素や栄養の運搬、免疫など人間の生命を維持するために欠くことのできない多くの機能を担っています。
現在、血液の機能を完全に代替できる人工血液は存在しないため、医療において輸血は欠かすことができない治療法となっています。
みなさまの献血によって必要な血液を確保し続けなければ、現代医療は成り立たないのです。
引用元:日本赤十字社
さらに生ものなので、保存期間も1か月ともたず、常に血液が必要な状態です。
献血をする人の内、16~29歳の若い年代は2001年度で約220万人だったのが、2019年度では約98万人に減っています。数は半減しており、若者の献血離れが表れています。
献血センター側も献血をしてくれる人に対して様々なホスピタリティ向上を図っていますが、イマイチ広まっていません。
しかし、実際に献血をすることでたくさんのメリットがあることを実感しました。本記事ではメリットとデメリットについて共有します。

僕が献血を始めた理由は母がやっていたからというのもありますが、社会貢献的な意味合いが強かったですね。血を取られるという恐怖感はありましたが、やってみれば大したことはありませんでした。
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一般的な献血のメリット
一般的な献血のメリットは以下の4つ。
献血になぜ行かないのか?と思えるくらい様々なメリットがあります。
本章の内容
- 社会貢献になる
- 様々な粗品がもらえる
- 環境がVIPすぎる(ところもある)
- 無料で血液検査ができる
メリット①献血は社会貢献になる
これが1番の目的ですが、自分の血液で他の人を救うことができます。
ボランティア活動をするにもなかなか時間が無いし、募金すると言ってもお金の流れがどのようになっているか分からないので不安という方。献血なら空いた時間で確実な社会貢献ができます。
近頃幼児が被害にあう事故が多く報道されているように感じますが、被害にあった子供達の手術にも当然血液が必要になります。血液こそ命をつなぐための要であり、健康な人が唯一命を救う手段にもなります。
寄りやすい献血センターに出向いて受付を済ませたら後はお任せなので、簡単にできる社会貢献方法とも言えますね。献血センターはこちらから探すことができます。

社会貢献の第一歩としていかがでしょうか?
メリット②献血すると様々な粗品がもらえる
献血するたびに様々な粗品がもらえます。
フェイスタオルやハンドソープ、缶バッジ(これはいらん)、洗剤などを過去に粗品としてもらいました。
また、10回献血するとおちょこの記念品がもらえます。たくさん酒を飲めということでしょうか(笑)まあ適量のお酒は健康に良いと言いますが、僕はお酒をやめたんですよね。
関連記事:【禁酒効果は1,000万円】絶対失敗しない方法とメリットについて解説
献血10回を超えても記念品がもらえるチャンスがありますし、感謝状ももらえます。普通に生きてたらこの先感謝状をもらえる機会は無いかも知れませんが、健康で献血できるなら感謝状は必ずもらえます。
もらえる記念品と感謝状はこちらを参考にしてください。

粗品をもらうために献血に行くのも気が引けるかも知れませんが、もらえるものはもらっておこう精神は大事ですよね。
メリット③献血する環境がVIPすぎる(ところもある)
都会の献血ルームは待合室の環境が良いですし、待ち時間まで時間を潰すのに最適です。
激熱スポット名古屋駅の献血ルーム タワーズ20
これが僕が毎回行っている名古屋駅の献血ルーム タワーズ20です。立地はなんとJRセントラルタワーズの20階という一等地にあります。内装もホテルのようで、とてもくつろぐことができます。
このように眺望も素晴らしいです。鉄道好きの方にも激熱スポットなのではないでしょうか?
窓際に席が用意されており、献血をする人はコーヒーをただで飲めるので、まるで立地の良いカフェみたいですね。(カフェだと安くても500円くらいはかかりそう)
名古屋駅の献血ルーム タワーズ20のサービス
この献血ルームでは以下のようなサービスがあります。
- 雑誌がタダで読める
- 提携の駐車場ならタダで停められる
- 献血後にお菓子かアイスがもらえる
- 子供が遊ぶスペースもあるので子連れでも安心
- ホット、アイス、様々な種類の飲み物がタダで飲める
かなりVIP過ぎる待遇だと思いますが、そうでもしないと献血に来る人がいないということなのだと思います。
名古屋駅で待ち合わせする場合は金時計や銀時計が多いと思いますが、早く着き過ぎてしまったり、時間をつぶさないといけない状況になったら献血ルームに行くことをおすすめします。

僕は出張の合間で時間がある時などに、ついでに献血しに行くことがあります。
平日なら50分みておけば良いですし、休日はもう少し時間がかかりますが、持参した本を読んだり、雑誌を読んだり、飲み物を飲んだりしていれば待ち時間も無駄にはなりませんよ。
待ち時間でイライラしてしまう人は以下の記事を参考にしてみて下さい。待ち時間はむしろチャンスです。

また車で行っても確か1.5時間?は無料で停められます。名古屋駅に駐車して無料なんてすごいですよね。駐車場はタワーズ駐車場、ユニモール駐車場、エスカ駐車場のみが提携しています。(2019/10時点)
サービスは献血ルームによって異なると思いますので、他の献血ルーム全てが献血ルームタワーズ20のようではありません。それについては各献血ルームのホームページで確認するか、行ってみて確認するしかありませんのでご注意を。
メリット④献血をすると無料で血液検査ができる
以下の血液検査が無料で行えます。
医療機関でやろうと思ったら5,000円くらいに相当する検査だそうなので、お得ですよね。
【血液検査の内容】
- 血液型検査
ABO血液型、Rh血液型、不規則抗体、HLA(一部)- 生化学/感染症検査
梅毒血清学的検査、B型肝炎ウイルス (HBs抗原・HBc抗体)、C型肝炎ウイルス (HCV抗体)、エイズウイルス (HIV-1、2抗体)、HTLV-1抗体、ヒトパルボウイルスB19抗原- 血球計数検査
- NAT(核酸増幅検査)
B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、エイズウイルス引用:日本赤十字社
なお、エイズウイルスに感染していても通知はされません。検査目的での献血を防ぐためです。心配な方は無料でできる各自治体の保健センターで実施しましょう。
男性が献血をするメリット
男性は女性のように定期的に血液が体外へ出ていくということがありませんので、献血をして新しい血液を作る機会を作ることが健康につながります。
献血をすると、最大400mlの血液が体外へ出ていくことになり、危機感を感じた体が、出て行った血液を補うために新たに血液を作り出します。
デトックスの効果もあると言われていますが、参考となる文献については見つけられませんでした。
献血のデメリット
献血のデメリットとして以下があげられます。
本章の内容
- 健康被害が出る可能性はゼロではない
- 献血日の当日はスポーツを控える必要がある
- 事前の検査項目が多く、満たしていないと無駄足になる
健康被害が出る可能性はゼロではない
神経を傷つける医療ミスを含めて、1%未満の確率で健康被害が起きているようです。(参考:献血者の健康被害)
注射針を刺す時に痺れますか?と聞かれますが、神経を傷つけていないか確認しているようですね。
僕は今までの献血で経験したことがないですが、万が一健康被害が出ても補償はされます。
献血日の当日はスポーツを控える必要がある
献血当日は血液の量が少なくなっています。
心拍数を上げるようなスポーツをすると、血液が酸素を運ぶためにいつも10人でリレーするところを9人でリレーしなければならなくなるようなもので、体への負担が大きくなります。

僕はランニングと筋トレが習慣になっていますが、献血の日は安静にする日と決めて献血にのぞんでいます。
事前の検査項目が多く、満たしていないと無駄足になる
日本赤十字社のウェブサイトに献血ができない条件が公開されており、要約すると以下です。
これらに引っかかると無駄足になりますので、あらかじめ確認しておいた方が良いと思います。
- 当日の体調不良、服薬中、発熱等の方
- 出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた方
- 一定期間内に予防接種を受けた方
- 6カ月以内にピアスの穴をあけた方
- 6カ月以内にいれずみを入れた方
- 外傷のある方
- 動物または人に咬まれた方
- 特定の病気にかかったことのある方
- 海外旅行者および海外で生活したことがある方
- 海外旅行者および海外で生活したことがある方
- エイズ、肝炎などのウイルス保有者、またはそれと疑われる方
- クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の方、またはそれと疑われる方
- 妊娠中、授乳中等の方
引用元:日本赤十字社
女性は体重で制限がかかりやすい
女性は体重43kg以下だと健康であっても献血を断られる可能性が高くなります。
上述の通り、体重の1/13が血液の量と言われており、体重55kgの女性で血液量は4.2ℓ。血液の量の12%を献血しても医学的には問題無いと言われているので、この場合は500mlまでは問題無いと言えます。
それを考慮すると、43kg以下だと12%を超えてしまうため、健康であっても献血を断られる可能性が高いということです。
献血は200mlもありますが400mlの需要の方が圧倒的に多く、献血センターによっては募っていない場合があるので注意が必要です。
まとめ
POINT
- 献血は社会貢献になる
- 粗品がもらえたり、VIP待遇を受けれる
- 待ち時間の有効活用にもおすすめ
- 男性は血液をリセットするチャンス
献血する気になりましたでしょうか?少し気になるという人は是非勇気を振り絞って行ってみてください。その献血で救える命もあるかも知れません。
社会貢献にもなり、自分にもメリットがある献血は超おすすめです。
ではまた!
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