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【商標登録について考える】登録で気を付けるポイントと、ミニマリストの登録可否

商標権

ども!テルです。

先日ある言葉について、民放の放送番組や一部のYou tuberに対し、弁護士から使用禁止指示があったようです。
使用禁止の根拠は商標権であり、侵害すると以下の罰則があります。

個人の場合で10年以下の懲役、もしくは1,000万円以下の罰金となり、さらに法人の場合は3億円以下の罰金となります。
民放はもちろんですが、You tuberの方も法人でかつ、使用禁止に従わなかったら3億円以下の罰金となっていた可能性がありますね。おそろしや。

【個人の場合】
第七十八条 商標権又は専用使用権を侵害した者(第三十七条又は第六十七条の規定により商標権又は専用使用権を侵害する行為とみなされる行為を行つた者を除く。)は、十年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。
引用元: 商標法第78条

当ブログでもその言葉について使っており、商標登録してあったとは知りませんでした。
しかし、他人の権利を知らなかったでは済まされませんので、徐々にその言葉を消すようにしていきます。

さて商標権について知るいい機会でしたので、『商標権』についてのおさらいと、あの言葉に代わる言葉について考えてみたいと思います。

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商標権とはなんだろう

商標権とは

①商標権の概要

  • 自己の取り扱う商品・サービスを他人のものと区別するために使用するマーク(識別標識)
  • 「マーク」や「ネーミング」を財産として守るのが「商標権」という知的財産権
  • 文字、図形、記号、立体的形状やこれらを組み合わせたものなどのタイプがある
  • 動き商標、ホログラム商標、色彩のみからなる商標、音商標及び位置商標についても、商標登録ができるようになった

引用元:特許庁

ということで、商品、サービスに対して使用するマークを財産として守るのが商標権となります。

今回のケースは断・・という仏教の断業、捨業、離業からインスパイアされたとは言え、造語であり新しく提唱された言葉です。
その言葉を含める商品・サービスを商標権として登録し、権利として守るために登録したということですが、その意味合いが間違って広がっているため今回の使用差し止めの運びになったモノのようです。

僕の場合は断・・の意味を正しく理解して発信していたと思うだけに残念ですが、これも権利なので仕方ありません。

②標準文字として登録されているかどうか

標準文字とはその言葉の文字自体が商標登録されているかどうかということです。
標準文字として登録されていれば、カタカナであろうとひらがなであろうと、その文字を使用する事は商標権の侵害となります。
本やブログなどで繰り返し使うような言葉などに適用することが多いようです。

反対に既に世の中にある一般的な言葉、例えば食べ物の名前などは標準文字として登録はできません。

今回の断・・は標準文字として登録されています。
適用される区分として多くの区分が登録されていますが、その中に「放送番組の制作」、「ビデオの制作」が定められており、これを侵害したことになるのだと考えられます。

なお、商標権登録されているかどうかは以下サイトで確認することができます。
参考サイト:特許情報プラットフォーム J-PlatPat

③一般的な名称でも商品・サービスとセットで商標登録できる

例えば麒麟(キリン)ですが、もともとは中国に伝わる伝説的な霊獣です。
これ公知のモノなので標準文字として登録はできませんが、特定の商品やサービスに付加するモノなら登録する事ができます。

ちなみにキリン株式会社の麒麟の商標登録は1962年に申請されていました。会社設立が1907年なので、半世紀ほど商標登録せずに会社運営していたのですね。
1962年以前に麒麟という名前を付けてビールを売り出し、商標権登録していたら今頃権利収入でウハウハですね(笑)

商標権の登録について、商標権のよくある間違いについては以下を参照ください。非常に細かく書いてあるので、参考になると思います。
参考:商標登録応援サイト

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モノを手放すことを意味する他の言葉

他の言葉

①ミニマリストの商標権

ミニマリストの商標権については「minimalist」でNTN docomoが有しています。
ただ、ミニマリストというのは公知のモノで、元々は政治的な意味合いで使われていたのですが、『必要最小限で暮らす人』という意味として海外で使われ始めたようです。

docomoの場合、通信機器にしか区分設定をしていないので、当ブログで発信しても問題ありません。さらに言えば、標準文字として登録できないので、文字自体は商標権登録できないですね。
そもそも公知の思想のようなものなので、それらを規制するようなことはできないと考えます。

しかし、ミニマリストは必要最小限で暮らす人、断・・のモノを断ち、手放し、モノの執着から離れることなので、意味が異なりますね。

②ミニマリズムの商標権

ミニマリズムの商標権については「minimalism」で個人が有しています。
ただ、ミニマリズムというのは公知のモノで、完成度を追求するために装飾的趣向を凝らすのではなく、むしろそれらを必要最小限まで省略する表現スタイルとして1950年代に彫刻や絵画の分野で認知された思想です。

この個人の場合、タオルにしか区分設定をしていないので、当ブログで発信しても問題有りませんし、ミニマリズムは思想なので規制する商標権登録はできないと考えます。

ミニマリズムというのは最小限主義という意味であり、断・・のモノを断ち、手放し、モノの執着から離れることと意味が異なります。
最小限主義という思想はモノの執着から離れるという意味と共通する感じもしますが、断・・がどちらかと言うとモノを手放す方で認知されている感があるのでしっくりこないのでしょう。

③捨て活の商標権

最近になって断・・の代替の用途として使われそうなのが #捨て活 です。こちらに関しては商標登録していないようです。誰かしますか?(笑)

ちなみに商標権は以下の登録料を払えばよいそうです。このくらいならやってもいいかなとも思えますね。

【商標権登録料】
・商標出願料 3,400円+(8,600円×区分数)
・商標登録料 28,200円×区分数・・・10年分
・更新登録申請料 38,800円×区分数・・・10年分
参考:特許庁

捨て活は思想ではなく、モノを手放す行為そのものにフォーカスしていますので、断・・とはまた異なりますね。

結局は断・・に代わる言葉は無いのか。。。
開き直って捨断(シャダン)はどうでしょう?ちなみに捨業、断業というヨーガの行法からインスパイアされました(笑)
遮断と発音が一緒なので、標準文字としての登録はできない可能性があり、商標登録されてもブログで使えなくなることは無いかと思います。

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まとめ

POINT

  • 断・・は商標権登録されている
  • 商標権は登録者の商品・サービスを守る権利
  • 標準文字は文字のみの商標権
  • 一般的な名称でも商品・サービスとセットで商標権登録できる

この一件について多少戸惑いはありましたが、こうやってしっかり調べるきっかけとなりました。
自分ももし商品を作ったら、キリンのように商標登録忘れをしないよう、気を付けたいと思います。

 

ではまた!

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