ども!テルです。
「老害」という言葉を一度は聞いたことがあると思いますが、その老害が実は若者にも広がっている「若年性老害」についてご存知でしょうか?
【老害】
自分に知識や経験が備わり、特に学習する必要がないと思い込み、元々の性格の問題が表に出始め自分の常識や意見が一般論、もしくは一般論に優越する正論だと勘違いをするようなことがある。
ただし、これは年齢を重ねた人だけではなく、例えば幼少時から体育会系集団に浸かっていた・自分はIQや精神年齢が高いと思い込んでいるなどの要因から、やはり自分には知識や経験が備わっており学習する必要がないと思い込んでいる若者にも言えることである(若年性老害)。
結構見かけるのですが、ヤフコメ民やTwitterでクソリプを飛ばしている人達も若年性老害に該当するのかも知れません。
老害も若年性老害ももう学ぶ必要が無いという思い込みから、転じて『自分が優れている』、そして『自分と考え方の違う人は間違っている』という流れで思考しているのだと思います。
そういう方、周りにいませんか?(笑)もしくは自分がそうなってはいませんか?若年性老害には以下のような特徴があると思いますので、当てはまる人は要注意です。
若年性老害の傾向
- 後輩にやたら厳しい
- とにかく色んな人にかみつく
- 自分が正しいと思う場面がよくある
- 仕事が進まないのを人のせいにする
老いると考え方が凝り固まるってよく言うけど、ほとんどの人が新しいことにチャレンジしないからなんですよね🤔
転職・趣味・スポーツ・読書、何でもいいから始めてみるとすぐに自分の常識なんて崩れます
挑戦に年齢は関係ないですしね😊
これが老化しないコツだったりして✨(まだ老いてないですが— テル@合理家の人 (@Teritter) July 5, 2019
今回はなぜ(若年性)老害になってしまうのか、(若年性)老害にならないための方法について解説していこうと思います。
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(若年性)老害になってしまう理由
一言で言ってしまえば、冒頭で言ったように、自分は優れているという思い込みから始まります。ではどんなことをきっかけとして思い込みが始まってしまうのでしょうか?
有名な大学を卒業している、大学院を出ているなどいわゆる高学歴
勉強ができるという自尊心から転じて、自分は学ぶ必要がないと思い込んでしまうような感じです。
東大とか出たら他の人を見下してしまうんでしょうかね?
さらに言えば大学院を出ていれば学部卒を見下すというのもあると思います。
ここで一個補足しておくと、大学で得た知識は単純にある分野の知識を身につけ、その知識を元に研究をしたりするというところに尽きますが、仕事はと言うと以下も該当するのでほとんどが大学で学ばないことです。
・他人との業務の調整
・スケジュールの作成
・様々な情報、ヒアリング内容を資料にまとめる
・会議の場で議長になったり、プレゼンを行ったりする
大学は自分の調整さえできれば良いのですが、仕事は研究職ではない限り常に他人が関係します。この点で言えば学生は全くの素人なので、見下すどころか教えてもらわないといけないですよね。
早く使える人間になれるよう、教えてもらうという姿勢が重要です。そこでしっかりと素養を身につければ転職したとしても無駄にすることは無いと思います。
たまたまビッグプロジェクトで成功してしまう
運よくビッグプロジェクトで成功してしまったことから、自分はスゴイと思い込んでしまうパターンです。
また、色んな所をはいずりまわって得た仕事でもなく、創意工夫してまとめ上げた仕事でもなく、ただプロジェクトの一員でそんなに努力しなくても他のメンバーが頑張って完了させてしまったようなたまたま割り当てられた仕事で成果を出してしまう場合もあると思います。
一度思い込んでしまうと中々自分スゴイという催眠から解けるのが難しいんですよね。
これは僕も経験があるのですが、ビッグプロジェクトを進めてきたという経験から自分の考えが正しいと思い、押し付けやぶっきらぼうな言い方、決めつけなどまあヒドイもんだったと思います。
特に転職した後がひどくて、前職の経験から現職の劣っているところを見つければ「だからだめなんだ」と見下していましたからね。
本当は現職の優れているところもたくさんあるはずなのですが、悪いところばかり見てしまうのも自分の正当性を確認するための手段にしていたのかも知れません。
プロジェクトは一人で進められる訳ではないので、例え成功したとしても皆がいたからできたという認識と感謝の気持ちを忘れなければ天狗になることは無いと思います。
(若年性)老害にならないための方法
老害であるということに気付かないうちは成長はありません。その気付きが必要なのですが、どうやったら気付くことができるのかということを解説していきます。
Twitterを始めて自分よりスゴイ人を探す
ただ単にクソリプをして時間を浪費してしまう人もいるかも知れませんが、自分より若い人でも圧倒的に稼いでいる人がいたり、自分と同じ分野でも信じられないくらい稼いでる人もいます。
嘘をついているアカウントも多くあると思いますが、中には本物だなという人もゴロゴロいますので最初は驚きました。
というように、自分より上を見ることで目が覚める可能性もあるのでオススメです。
自分スゴイかもと思いだしたら成長が止まるサインなので、自分よりスゴイ人を探しましょう。
スゴイ人を見つけることができれば、その人を超えようとか、色んな知識を吸収しようとか頑張る原動力になると思います。
でも注意したいのは、世の中の天才というのはその業界のトップになっている人が多いです。トップということは、学べる人がいないということですからね。
では何を原動力にしているかと言うと、過去の自分をライバルにしているケースが多いように思います。
「ライバルは昨日の自分」みたいな。
最終的には軸を自分に持ってきて高めるというのが、自分のなりたい道を進めるのに近道になるのでは?と思います。
転職、趣味、スポーツなど何でも良いから新しいことをやってみる
自分が知らない全く異なる領域のモノを始めてみると、周りは自分より優れている人しかいません。
あえてこういうところに身を投じてみるのも良いと思います。
僕はブログを始めてからTwitterも日々チェックするようになり、タイムラインで他の人が様々な習慣を持っているということに気付きました。
そこで自分も何かやってみようと思い、早起き、水シャワー、ランニングなど次々に新しいことを習慣にしていきました。
やはり何を始めても新たな学びはあるモノで、様々な習慣を取り入れることこそ老化してしまわない原因そのものであると思いますね。
・群れるのをやめたら習慣を取り入れやすくなる理由
・朝4時起きの習慣が最高のソリューションである理由
・水シャワーの知られざる、多すぎるメリット6つ
・一日一捨で習慣を味方に。シンプルかつ大胆に不要なモノをそぎ落とす
まとめ
POINT
- 若くてもチャレンジしなければ老害になる
- 老害になると成長はない
- Twitterを始めれば、自分よりスゴイ人はいくらでもいる
- 趣味など自分の知らない領域は学びがたくさんある
- 老害にならないためには挑戦が重要。手段は無限にある
自分は大丈夫という考え方が一番危険です。謙虚さを持ち、相手の考えを尊重すること。それができればいずれ自分にも返ってくると思います。
最近何も挑戦できていない人は、何か初めて見ましょう。きっと何か気付きがあると思います。
ではまた!
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