【ミニマリズムは”損”をしない考え方】パーキンソンの法則をくつがえす!無駄を省く人生プランのススメ

パーキンソン・ミニマリスト
この記事は約7分で読めます。

ども!テル(@Teritter)です。

お給料の分だけ使っちゃって全然貯金できない。。何とか対策できないかなあ。

と言った疑問に答えます。

本記事の内容

  • 多くの人が、収入を増やすよりも支出を制限した方が良い理由
  • 支出を制限する具体的な方法

パーキンソンの法則のことを知っていますでしょうか?

イギリスの政治学者が提唱した以下の2つの法則のことです。

パーキンソンの法則

  • 第1法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
  • 第2法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

これは人間の心理的な側面も併せており、簡単に言うと、人間は余裕や余白があれば限界まで埋めてしまうということです。

仕事を無駄に増やしたり、増やされたり、給料やお小遣いを使い切ってしまったりした経験は無いでしょうか?

パーキンソンの法則を理解する。つまり自身の心理を理解することで対策を取ることができます。

よく生活を改善するために『支出を制限するよりも収入を増やした方が早い。』という意見を聞いたりもするわけですが、パーキンソンの法則を理解しているかどうかで答えは変わってきます。

全然貯金できないという方はチェックをしてみてください。

テル
テル

少し気を付けるだけで簡単にお金は貯まります。

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多くの人が、収入を増やすよりも支出を制限した方が良い理由

先に支出を制限しよう

支出は面白いもので、本人の意思というよりも周りの目や他人の意見などで決めている人が多い印象です。

改めて支出にフォーカスして自身で考えてみると、意外とセーブできる可能性もあります。

本章の内容

  • 宝くじの例:破産する人は9割以上
  • マイホームの例:賃金カーブの高い所でローンを組む
  • いくらまでならお金を支払えるか、検討していない人が多いのでは?

宝くじの例:破産する人は9割以上

宝くじって夢がありますよね。

数億円当たったらどうしようなんて、想像だけはしたことがあるという方は多いと思います。

でも宝くじで高額当選した人の9割以上が破産するという話は聞いたことがありますか?

急にお金がある状態になると気が大きくなり、「たくさんあるんだからこれくらい良いか」と思い使ってしまうのです。

お金を使うことに慣れてきたら最後、収入は無く貯金を崩して使っているようなものですから、貯金が無くなるまで生活レベルを落とせずに破産に向かいます。

なぜ破産するかというと、とても現在の収入レベルでは払えないようなローンを組んでしまったり、カードを使いまくってしまったりというのが理由としてあげられますね。

パーキンソンの法則を知っていれば生活レベルを上げ過ぎず、老後の心配もせずに暮らせた。という方も多かったと思いますが、非常にもったいないですね。

テル
テル

法則を理解して節約していれば、宝くじを買うことはまず無いとおもいますが(笑)

宝くじの収益配分や当選確率について以下の記事にまとめていますので、興味ある方はチェックしてみてください。

【2019年実績】宝くじの当選確率を調査した結果、驚きの結果が。収益の配分割合もおかしい。
...

マイホームの例:賃金カーブの高い所でローンを組む

以下は厚労省のデータで賃金カーブ(いわゆる給与の増減)であり、新卒の入社平均年齢の時の収入を100%とし、年齢ごとの収入の変化割合を示しています。

賃金カーブ

厚生労働省「賃金構造基本統計調査」

図から分かる通り、男性は年代に関わらず入社から賃金は上がり続け、50~54歳で賃金のピークを迎え、その後は下落します。

女性は出産などで一時休職をすると役職が上がりにくいとか、給与が上がりにくいとかいった古い慣習が残っている会社も多くあると思いますので、賃金カーブも低くなっているようです。

これについては現在も働き方改革の課題ですね。

マイホームを購入する年齢

男性25歳の場合

マイホーム購入当時の賃金が低いのでその時に支払える水準でローンを組むと思います。

また、35年ローンだとしたらローンを支払っている間はほぼずっと25歳当時の収入よりも高く、定年時にローンの支払いが終わるので問題は無いと思います。

ただ、入社3年そこそこでマイホームを買おうと思う人はなかなかいないとは思いますが。

男性35歳の場合

収入が上がってきた30~35歳でマイホームを購入する方は多いと思います。

上のグラフで言うと入社当初の1.5倍の給与になっており、その時支払える金額でローンを組む方も多いのではないでしょうか?

しかし、35年ローンを払い終えるのは70歳のため、60歳以降の10年間はローンを組んだ当初のローンの支払いが出来なくなる可能性が高く、貯金を崩すことにもなりかねません。

貯金を崩して難を逃れても、今度は年金の問題(老後2,000万円問題)が待ち構えています。

築30年たったマイホームなんて立地が良くないと値段もつかないでしょうから、老後破産が懸念されます。

ここまで説明しておいてなんですが、僕はそもそもマイホームを購入することは反対なので、理由が少しでも気になる方は以下の記事も併せてチェックしてみてください。

【新築戸建てのマイホームってどうなの?】新築文化が根付いた理由と4つのデメリット
...
【マンション購入のデメリットまとめ】知らないと後悔する3つのリスクを解説
...

いくらまでならお金を支払えるか、検討していない人が多いのでは?

上記の2例で示した通り、お金をどれくらいなら支払えるのか?という予測が外れていたり、そもそも検討していない人も多いのだと思います。

さらに、マイホームなど、その金額が大きくなればなるほどその検討が甘くなりがちです。不動産屋のシミュレーションを鵜呑みにしたりする人も多いのではないでしょうか?

なので、まずは本やブログなどを読み、支出を制限するための知識を身につけ、実践することで生活にすりこんでいくということをおすすめします。

その後に投資や副業で収入を増やすことに注力しても全く遅くは無いと思います。

テル
テル

まずは節約をすることで、蛇口から出る水の量(支出)を絞るイメージです。

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支出を制限する具体的な方法

支出を制限する方法

支出を絞ると言っても絞るモノとそのままで良いモノがあります。

当然各家庭によってその判断は異なるので、まずは自身の支出を見直してみるのが良いと思います。

本章の内容

  • お金の使い方をミニマルに(最小限で最適化)する
  • 小銭がたまったからといって投資してはいけない

お金の使い方をミニマルに(最小限で最適化)する

今買おうとしているモノやサービスは本当に必要なモノなのか、自問自答するクセをつける必要があります。

例えば僕は以下の進め方で誰でもミニマリストになれるという記事を書いています。

  1. 月々の固定費を把握する
  2. 購入するモノの必要性を自問自答する
  3. 不用品の捨て方を知る
  4. 断捨離でモノの最適化をする

支出の最適化に③④はあまり関係がありませんが、①と②は大いに関係があります。

進め方としては、月々の固定的に支払っている家賃やネット料金などを把握して削減できる支出は無いか検討します。

さらに、購入するモノの必要性を自問自答して、無駄な支出を減らします。

テル
テル

固定費は毎月払うモノなので、削減できるモノは削減しましょう。

簡単に説明すると上記ですが、具体的な方法は以下にまとめていますので参考にどうぞ。

【ミニマリストの始め方】4ステップで誰でも簡単に実践できる方法を解説
ミニマリストになるための方法を4つのステップでまとめました。体系的に理解することで、誰でもミニマリストになることができます。

お金がかからない上に一生使える考え方なので、ぜひ実践してみてください。

小銭がたまったからといって投資してはいけない

NISAとか流行っているし、少額でも投資した方が良いのではないか?

僕もそう思いますし、実際に投資もしています。

しかし、それは事前に勉強をしている人に言える話であり、何もインプットも無いまま投資するのはお金を捨てにいくようなモノだと思います。

また、中には詐欺と投資の区別もつかない人もいるというのが現状のため、まずは勉強して知識を深めてからでも良いのではないでしょうか。

株、ブログ、不動産、MLMなどどの業界でも初心者狩りは普通に行われています。

初心者狩りに合うひとの特徴はいずれも他人任せでショートカットを望む人が多い印象。

急いで人生を変えようと前のめりになっても、投資や事業で失敗したら結局遠回りになってしまいますからね。

僕の失敗談も記事にしていますので、良かったら参考にどうぞ。
参考:テルの失敗談

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まとめ

POINT

  • 収入の分だけ支出が増える(節約・ミニマリストの考えを知らなければ)
  • 宝くじに当たると人生が壊れる
  • マイホームの購入はしっかり検討をしよう
  • お金の使い方をミニマルにしよう

ミニマリズムこそパーキンソンの法則をくつがえす考え方だと思います。

この考えを身につけ、お金に振り回されない人生を手に入れましょう。

 

ではまた!

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