ども!テル(@Teritter)です。

ベルトの材質って合皮でも良いんだろうか?やっぱり本革?それぞれのメリットデメリットが分かればなあ。
と言った疑問に答えます。
本記事の内容
- 合皮と本革のベルト強度
- ベルトの革の種類の見分け方
- ベルトの革の種類別メリットとデメリット
この記事を書いている僕は、ある時に自分の持っているベルトの強度に差があることを発見し、それがきっかけでベルトの材質を気にするようになりました。
ベルトの材質は大きく分けて以下がありますが、本記事では革ベルトについて解説していきます。
- 布、麻
- アクリルなどの化繊
- 革(本革、合皮)
合皮ベルトの価格が安くても強度が低くてすぐ壊れるようだったらコスパは悪くなりますし、反対に本革のベルトが高くても、長期的に見たらお得というのは十分に考えられます。
ベルト選びに悩んでいる方はチェックしてみることをおすすめします。
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合皮と本革のベルト強度

合皮ベルト

本革ベルト
見にくいかも知れませんが、上記のベルトで合皮の方はベルト穴がボロボロになり、白くなっているの分かりますでしょうか?
実はコレ、ベルトの中身が出てきてしまっています。
使用回数は断然違うのですが、合皮の方が短期間でくたびれてしまいました。
このように、ベルト穴など力が加わる部分について、合皮のベルトは傷みやすいという特徴を持っています。

この合皮のベルトは以下のようにリバーシブルでベルト色が茶色にも黒にもなるということでコスパ良いじゃん!と思い買ったのですが、合皮だったためすぐに壊れました。

リバーシルブプレなベルト
また、本革のベルトは母がイタリアのフィレンツェの革屋さんで買ってきたドシンプルなタイプです。
結論を言うと僕は二度と合皮のベルトを買いたくありません。
次章で、ベルトの革の種類の見分け方とそれぞれのメリットデメリットを解説します。
ベルトの革の種類の見分け方
簡単に言うと、以下を確認すれば合皮かどうか分かります。
ネットで買う場合は材質を示す部分に合皮か本革か書いてあると思います。
- ベルト穴を見る
- ベルトの端部を見る
ベルト穴を見る
以下の通り、ベルト穴からベルトの材料を見て材料の層が見えたら合皮です。

合皮のベルト穴

本革のベルト穴
ベルト穴から断面が見えるので、合皮かそうでないかが分かると思います。
本革は牛の一枚皮なので、穴を打ち抜いても層になっていないのに対し、合皮は色々な材料を組み合わせて作っているので、ベルト穴部分は層になります。
これの場合は不織布をベルト内側の素材として使っているようです。本革と合皮の違いについては、こちら(外部サイト)に詳しく載っていました。
ベルトの端部を見る
合皮は端部に樹脂のようなモノが塗ってある
革と革を貼り合わせているベルトの端部に樹脂のようなものが塗られています。
中には不織布が入っているので、端部をカバーしないとベルトの穴のように中身が出てきてしまうからですね。
ただし、本革の場合でも塗っている場合がありますので、ベルトの穴なども確認しましょう。
ベルトの端部は薄い
合皮のベルトの端部には不織布が入っていないため、中央部に比べて薄くなっているというのも分かりやすい違いだと思います。
ベルト自体が薄い
上記のベルトの本革と合皮の薄さを比べてみると、本革が4mmに対して、合皮が3mmでした。
本革の方は牛の革を使っているので少し太めになりますが、合皮は中に不織布を入れるためそんなに厚くはできないようです。
ベルトの革の種類別メリットとデメリット
本革のメリットとデメリット
- 超頑丈でへたれない
- 半永久的に使用できる
- 使い続けると馴染んでくる
- 厚めになりがち
- 動物の皮を使う
- 金額が高い場合が多い
メリット
とにかく頑丈です。冒頭でも説明しましたが、10年以上使っているのに全然壊れません。
本当に気に入ったモノを長く使い続けたいという方は革ベルトが絶対オススメです。
以下の栃木レザーの革ベルトはオシャレでスーツなどにもピッタリにもかかわらず、5,000円程度で買えてしまいます。
デメリット
本革は革の厚さに左右されるため女性は使いづらいと思うかも知れませんが、以下のようにベルトの幅が細いモノを選べばすっきりして見えるため問題ありません。
これは2,000円くらいなので、本革でも安い製品も出てきていますね。
合皮のメリットとデメリット
- 安いモノが多い
- 様々なデザインが可能
- 動物の皮を使っていない
- 材料の組み合わせでメンテナンスもしやすい場合がある
- ベルト穴の部分やバックルに当たる部分が壊れやすい

メリットが様々あるのですが、壊れやすいという1点のデメリットが大きすぎるので僕はもう買いたくありません。
良いモノを長く使いたいと思う方は、迷わず本革をおすすめします。
まとめ
POINT
- 本革ベルトは強度が高い
- 合皮はメリット多いが、強度が低くて買い替えが必要になる
- 良いモノを長く使いたい方は本革がオススメ
ベルトの供養のために記事を書きました。皆さんのお役に立てばと思います。

ではまた!
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