ども!テル(@Teritter)です。

アイリスオーヤマの除湿機が気になる。IJC-H140が機能良さそうなんだけど、実際の使用感を知りたい。
と言った疑問にお答えします。
本記事の内容
- アイリスオーヤマ製除湿器機IJC-H140の特徴
- メリットデメリット
- 荷姿と使い方
- 評判
この記事を書いている僕は湿度が高いのが本当に苦手です。
エアコンのドライを使って今まで何とか耐えてきましたが、洗濯物を室内干しするときはもうどうしようもなく、ただただジメジメに耐えるのみで塞ぎ込んでいたいました。そんなとき、

除湿機使ったらええんちゃうの?
という天の声が聞こえてきたので色々調べてみると、出るわ出るわおびただしい量の除湿機の種類!
こちらの記事で説明したように、どれが自身の家庭に合っているか散々調べたところ、アイリスオーヤマ製IJC-H140が我が家の使い方に一番合っていそうということで購入しました。
実際に使ってみて分かった特徴や、使い勝手やメリット・デメリットについて解説していきます。
先に結論を言うと、室内の湿度がみるみる下がるし、部屋干しでもカラッと乾くしもっと早く買っておけば良かったと思いました。

かなり満足度高いです。
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アイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140の特徴
本章ではアイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140の特徴を解説します。
本章の内容
- 最大35帖に対応可能。広範囲をカバーできる除湿能力
- コンプレッサー方式で夏場の除湿に特化
- 4輪キャスター付きなので押して移動可能
- 風向はフラップ、スイングで可変タイプ
- 目標湿度の設定が可能
- 衣類乾燥モードあり
- その他機能
最大35帖に対応可能。広範囲をカバーできる除湿能力
メーカー | アイリスオーヤマ | |
除湿可能面積 | 木造(50Hz/60Hz) | 16畳/18畳 |
プレハブ(50Hz/60Hz) | 25帖/27帖 | |
鉄筋(50Hz/60Hz) | 33帖/35帖 | |
タンク容量 | 3.8L | |
除湿方法 | コンプレッサー方式 | |
定格除湿能力(50Hz、60Hz) | 12.9L/日、14L/日 | |
サイズ | 幅34.6×奥行25×高さ59cm | |
重量 | 12.7kg | |
電源コード長さ | 1.9m | |
消費電力(50Hz/60Hz) | 160W/200W |
住居構造による除湿性能の差
除湿機は家の構造が木造か、鉄筋コンクリートかによって除湿能力を最大限発揮できる範囲が異なります。
というのも、木造は気密性が低いため、室内の湿度が屋外と近くなりやすい特徴があります。
IJC-H140は鉄筋は最大35帖、木造でも18畳まで使用でき、ほとんどの住居で使用できる性能であるといえます。
除湿能力とタンク容量
また、除湿能力は1日最大14Lもあり、現行除湿機のトレンドが5~20Lに対して上位に食い込んでいます。
タンク容量は3.8Lなので、1日あたり最大4回の排水が必要になります。

実際は1時間稼働させるとかなり湿度が下がるので、4回も排水が必要になることはよっぽどないと思います。
コンプレッサー方式で夏場の除湿に特化
除湿機には除湿方式がコンプレッサー方式、デシカント方式、ハイブリッド方式の3つあり、IJC-H140はコンプレッサー方式を採用しています。
コンプレッサー方式の除湿機は、内部に搭載したコンプレッサーを使用して取り込んだ湿った空気を冷やすことで除湿を行います。

この機能はエアコンの除湿機能と同じ仕組みですね。
取り込む空気と冷やすための冷媒の温度差が大きいほど効果を発揮し、温度差が小さくなると除湿能力が落ちるという特徴があります。
そのため、梅雨から夏場に特化した除湿機であるといえます。
4輪キャスター付きなので押して移動可能

引用元:amazon
サイズが空気清浄機と同程度の大きさがあり、コンプレッサーが搭載されているので12.7kgと結構な重さです。
しかし、4輪キャスターがついているので同じフロア内であれば移動が楽にできます。
また、IJC-H140は他社のモノと違い、前後左右に動かせるので転倒させる可能性もありません。(他社のは横方向だけ移動可能などあり)
風向はフラップ、スイングで可変タイプ
画像はフラップが空いている状態で、あみあみの部分の奥にファンが見えています。
このフラップが回転することで風向を変えることができます。
風向にクセがある
ただし、ファンは上記のグレーの円の位置に搭載されており、画像の時計回りの方向に回っています。
この機種は風量を落とさないようにするためか、ファンが作った風を整流せずにそのまま本体外部に出しているため、青線で示した範囲つまり本体から右側だけしか風が出ないという特徴があります。

これは正直言って真っすぐ風が出てほしかった。
目標湿度の設定が可能
湿度を40、50、60、70、Co(連続)の5パターンから選択することができます。
試しに5帖ちょっとくらいの部屋で除湿機を使用し、どのくらいで湿度が低くなるか確認してみました。
測定開始
開始時の室温は25.4℃、湿度70℃でした。
除湿機の湿度は78%で出ていたので、湿度の測定方法や測定位置などで微妙に変わってくるのだと思います。

湿度70%はジメジメしすぎてヤバイです。
測定から13分後
測定から13分後の室温は27.3℃(+1.9℃)、湿度は57%(-13%)でした。
湿度計と除湿機の測定湿度がほぼ同じになっています。
また、除湿機が温風を出すため室温も上昇しています。
測定から25分後
測定から25分後の室温は27.5℃(+2.1℃)、湿度は51%(-19%)でした。
測定から56分後
測定から56分後の室温は29.2℃(+3.8℃)、湿度は45%(-25%)でした。
除湿機の方の湿度計がなかなか湿度50%に達せずに除湿が続いていました。

このくらいの湿度になるとフローリングもサラサラして不快感ゼロです。
溜まった水の量
たった1時間でこれだけの水が溜まりました。
これが空気中に放出されていたので、そりゃ湿度も高くなりますよね。
衣類乾燥モードあり
除湿機の運転モードは、湿度設定し設定した湿度まで稼働させる除湿モードと、連続で除湿し続ける衣類乾燥モードがあります。
どちらのモードでも、風量とタイマーをセットできます。
実際に衣類乾燥モードを使ってみた
上記のようにめちゃくちゃ密の状態で洗濯物をカーテンレールに配置し、夜中に除湿機の風を当てて乾くかどうか確認してみました。
ちなみに除湿機なしでは、一晩おいてもまず間違いなく乾きません。
結果的に乾かなかったのはなんと上の5枚のみでした。

あれだけ密だったのにすごいです。
- タオル3枚:写真奥側が少し湿っている
- 子供のパジャマ(厚手):写真奥側の脇部分が湿っている
- 僕のTシャツ(厚手):写真奥側の脇部分が湿っている
乾かなかった要因は上記のように通気性の悪さだったので、以下のような室内用の洗濯物干しがあれば乾いていたと思います。
乾かなかった5枚は、間隔を開けて再度1時間除湿することで完全に乾かすことができました。
一晩で2Lくらいの水が溜まっていましたので、除湿能力が強力であることがうかがえます。
その他機能
その他にも様々な機能があります。
マイナスイオン発生
マイナスイオンを発生させ、お部屋の空気を快適に保ちます。
都会だとストレスホルモンを分泌させるプラスイオン過多の状態にあるので、自宅ではマイナスイオンが多い状態にできるのはメリットになると思います。
チャイルドロック
除湿機を子供に触られても危険性はありませんが、万が一子供が触っても設定が変わらないようにチャイルドロックをかけることができます。
連続排水が可能
市販のホースを使えば連続排水が可能です。
例えば洗濯物を干す専用の小部屋などがあれば、ホースを繋げて連続排水することで排水の手間が省けます。
アイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140のメリットデメリット
アイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140のメリット
- 価格が安い
- 電気代が安い
- キャスターで移動が楽
- スタイリッシュな見た目
- 梅雨から夏の除湿能力が高い
- タンクが大容量なので、排水回数が少なくて済む
価格が安い
IJC-H140は除湿能力が高い割りに価格が安いです。
シャープのCV-J120Wは除湿能力が12Lで30,000円弱(2020/6/23時点)ですが、IJC-H140は14Lで26,000円(2020/6/23時点)ほどです。
電気代が安い
消費電力315W(60Hz)なので、1時間当たりの電気料金は約8.5円になります。
ヒーターを搭載しているデシカント方式の除湿機だと電気代が1時間当たり10円をこえてくるので、コンプレッサー方式は財布にも優しいですね。
スタイリッシュな見た目
艶ありブラックの操作面に、青色LEDのインジケーター、シルバーのふち取り、ホワイトの筐体とどこを取ってもスタイリッシュ。
オシャレな部屋でも景観を壊すことなく配置できるのが良いです。

僕が購入に至った理由として、この見た目も一役買っています。
アイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140のデメリット
- 風向にクセがある
- サイズが大きいので場所を取る
- 稼働中は音が大きいので寝室には置けないかも
風向にクセがある
風向については先ほど説明した通りです。
衣料乾燥モードで洗濯物に風を当てたいときは、本体の位置を調整して当てる必要があります。
サイズが大きいので場所を取る
片手でホイホイと持てるデシカント方式に対して、鉄の塊であるコンプレッサーが入っている分、コンプレッサー方式の機種は重量が重く、サイズも大きくなりがちです。
ただ、キャスター付きなので使用しないときは隅に寄せておくことができるので、邪魔にはなりません。
稼働中は音が大きいので寝室には置けないかも
稼働中の音が結構大きいので、人によっては寝室には置けないかも知れません。
ただリビングに置く分には、風量を弱にすればそれほど気にならない程度だと思います。
アイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140の荷姿と使い方
アイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140の荷姿
こんな感じのダンボールに入っています。

特徴が印字されてはいますが、かなりシンプルですね。
こういうところでもコストをできるだけ安くするための工夫と努力が垣間見えます。
除湿機本体、除湿機の上下に緩衝材としての発泡スチロール、取説が入っていました。
本体の操作パネルのフィルムをはがすと使用できます。
背面はパネルと、タンク部分にそれぞれシールが2枚ずつ貼りつけてありました。
外れるのを防止するのと、出荷検査時のチェックのためだと思いますが、使用する(取り外す)ときはシールを事前にはがす必要があります。
アイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140の使い方
操作ボタンは以下の通りで、分かりやすく作られています。
ボタンを複数回押すことで切り替わります。
- 電源:入/切
- 除湿切替:衣類乾燥/除湿
- チャイルドロック:長押しで設定
- 湿度設定:40/50/60/70/Co(連続
- イオン:入/切
- スイング:入/切(切った位置で固定可能)
- 風量:弱/強
- 切タイマー:1/2/4/8
- イオン&スイング同時長押し:LEDライトオフ
アイリスオーヤマ製除湿機IJC-H140の評判
IJC-H140の評判を調べてみましたので、抜粋して紹介します。
良い口コミ

実家(築50年超)向けに購入しました。台所に設置してほぼ一日中稼働させていますが、1日最高で4回はタンクが満タンになります(弱モードで運転)。
湿気のせいでじめじめとした空気感に包まれていた台所もカラッとしています。特に梅雨本番ともなると湿度80は当たり前でしたので、今年はある意味で梅雨が待ちきれません笑
お子様やペットのいるご家庭で気になるのが作動音ですが、さほどうるさくもないです。扉1枚挟めばほとんど気になることはありません。。

冬場の寒い時期にはあまり効果を発揮できないかもしれないと、期待せずに購入しましたが、そんな事はないです。
ものすごい勢いで除湿してくれる優れものです。
リフォーム以降我が家ではお風呂の湿気が十分に排気されることが無かったために、家じゅうが湿気に悩んでおりましたが、この除湿器が来て以来の度が乾くほどの感想を取り戻せました。本当に良い商品だと思います。
音は仕方ないですね。。。
など除湿能力の高さについて好評価多数でした。
悪い口コミ

除湿能力その他について不満はないですが、ルーバー(空気吹き出し口)に整流板がついておらず、ルーバーは縦方向に電動でスイングはするが、本体内に送風に使うシロッコファンが横向(本体正面で対面して時計回り)きで整流されずに出てくるので、本体正面で対面して向かって右側に偏った風が出ます。 なので説明画像のような正面に衣類を配置して直接風を当てることは不可能で、本体を斜め45度にしないと衣類に風が当たりません。
やはり風向きについて気になるというコメントもありました。
しかし、これは気になるかどうかの話であり、僕が試したように衣類の乾きやすさとはそれほど関係は無いと考えています。
まとめ
POINT
- 除湿能力がかなり高く、同価格帯でNo.1
- 電気代も安くエコな商品
- 梅雨から夏にかけて使用する場合におすすめ
- イオン発生や連続排水など多機能が嬉しい
僕は買って成功だったと思っています。
あれだけ嫌いだった湿気のジメジメと梅雨が、もう怖くありません。

丸腰の勇者が剣を手に入れた気分です。
空気清浄機付きやハイブリット方式、デシカント式など、他社含めて他にもオススメの機種があり、以下の記事にまとめています。参考にチェックしてみてください。

梅雨対策まとめはこちら。僕がどれだけ梅雨が嫌いなのか分かると思います(笑)


ではまた!
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