【wi-fi難民必見】tp-linkのOneMesh(ワンメッシュ)で家中に電波を行き渡らせる方法

OneMesh・生活の改善
この記事は約11分で読めます。

ども!テル(@Teritter)です。

  • ウチのルーターの電波、場所によって全然届かない。何とか早くならないかなあ。
  • 中継器買ったは良いけどルーターの電波と中継器の切替えが面倒

と言った疑問に答えます。

本記事の内容

  • メッシュwi-fiって何?wi-fi 6やwi-fi 5との違い
  • tp-linkのOneMesh(ワンメッシュ)が使えるおすすめ機種
  • 実際に家でOneMesh(ワンメッシュ)を使って回線速度を比較

この記事を書いている僕は、冒頭のタイトル通り『wi-fi難民』でした。

つまりルーターのwi-fiが届く部屋、届かない部屋があり、スマホを使用する場所についてかなり行動が制限されていたわけです。

しかし、少しでも抗おうとwi-fi中継器を購入し、電波を家中に行きわたらせようとしたのですが、ルーターと中継器の間でwi-fi切替えがうまくいかずに手動で切り替えたりしていました。

参考記事【Wi-Fi難民必見!】Wi-Fi中継器 tp-link RE200で電波強度を向上させる方法

そんな試行錯誤をしている中、気付いたのがメッシュwi-fiを使いこなして家中に電波を行き渡らせるという解決策ソリューションです。

正直、今まで悩んでいた時間は何だったのか?と思うくらい快適なネット環境が整って驚いています。

この記事ではメッシュwi-fiとは何か?家中に電波を行き渡らせる方法について解説していきます。

テル
テル

wi-fiでストレスを抱えている人は要チェックです。

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メッシュwi-fiって何?wi-fi 6やwi-fi 5との違い

wi-fiの種類で最近聞くようになったメッシュwi-fi、wi-fi 6、wi-fi 5。

実は2019年にwi-fi 6が出てきたことによりwi-fiは大きな転換点を迎えました。

通信規格の5Gやテレビの4Kなど数字と英字の組み合わせばかりで訳が分からなくなるかも知れませんが、快適に動画や音楽、ネットサーフィンをするために基礎知識としてチェックしておくことをおすすめします。

本章の内容

  • wi-fiのメリット・デメリット比較
  • メッシュwi-fiとは
  • wi-fi 6とは
  • wi-fi 5とは

wi-fiのメリット・デメリット比較

それぞれのwi-fiにどんな特徴があるのか、違いを分かりやすくするため表にしました。

wifi比較

それぞれの特徴について詳細を解説します。

メッシュwi-fiとは

mesh wifi

メッシュwi-fiは、ルーター、中継器を組み合わせてひとつのネットワークを構成し、電波が届きにくいところにも電波を行きわたらせることができる仕組みのことです。

ルーターのみだと放射状に広がっている電波が、ルーター、中継器の組み合わせにより網目状に広がっていくことからメッシュと呼ばれています。

メッシュwi-fiは仕組みのことなので、wi-fi 6でもwi-fi 5でもメッシュwi-fiにすることができます。

wi-fi 6とは

2019年に公式発表された最新規格であり、wi-fiの規格を定めている団体IEEE(米国電子学会)でいうIEEE 802.11axが正式な規格名称です。

テル
テル

wi-fi 6は通称ですね。

特徴として、同時に接続できる端末の数が増加し、安定した通信が見込めるほか、なにより通信速度が向上しているのが大きな魅力といえます。

  • 制定年:2019年
  • 利用周波数:5GHz/2.4GHz
  • 最大通信速度:9.6Gbps
  • MU-MIMO最大接続数:8台
MIMO(マイモ)とはmultiple-input and multiple-outputの略です。
多アンテナ入力、多アンテナ出力、つまりルーターなどの電波送信機器とスマホなどの電波受信機器間で複数のアンテナを使って通信を安定させラグを無くす技術です。(スマホ側も対応している必要あり)
MU-MIMOはMultiple-MIMOの略で、上記を複数台の受信機器と同時に通信できるということです。

便利になったとはいえ2020年7月時点ではまだまだ使用できる機器が少なく、ルーター自体の価格も高いです。

どうしても最先端を行きたい方やご家族で使用する方は購入検討しても良いと思いますが、対応機器も増えてルーター自体の価格が落ち着いてきてから購入しても良いと思います。

wi-fi 5とは

2014年に制定された2020年7月時点で最も普及しているwi-fiの規格であり、wi-fiの規格を定めている団体IEEE(米国電子学会)でいうIEEE 802.11acが正式な規格名称です。

対応ルーターが多くあり、接続する機器側も多くがwi-fi 5に対応しています。

対応製品の価格も低いため、コスパが高いです。

テル
テル

ルーターは3,000円ぐらいで売ってます。

  • 制定年:2014年
  • 利用周波数:5GHz
  • 最大通信速度:6.9Gbps
  • MU-MIMO最大接続数:4台

より安価に済ませたい方、1人暮らしで接続端末数が少ない方はwi-fi 5対応のルーターをおすすめします。

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tp-linkのOneMesh(ワンメッシュ)が使えるおすすめ機種

one mesh

OneMeshとはメッシュWi-Fiの中でもtp-link社製の製品を使用したwi-fi網のことです。

tr-linkは中国の企業で、ネットワーク機器の世界シェアNo.1メーカーです。

本章の内容

  • OneMeshの特徴
  • おすすめルーター
  • おすすめ中継器

tp-link社OneMeshの特徴

tp-link社製の通信機器の中でもOneMeshが使える機器は限られていますが、それぞれの製品が安く、導入が簡単なのが特徴です。

  • 対応製品が比較的安い
  • アプリで直感的な操作が可能
  • 障害物があっても隅々まで電波が届く
  • アプリで接続されている機器が一目で分かる
  • 自身のいる場所によってwi-fi回線の切替えが不要
テル
テル

広い家でも対応でき、切替も不要なので便利すぎます。

tp-link社製おすすめルーター

OneMeshが使えるルーターを紹介します。

製品名Archer C7Archer C6
外観Archer C7Archer C6
規格wi-fi 5wi-fi 5
速度5 GHz: 1300 Mbps (802.11ac)5 GHz: 867 Mbps (802.11ac)
2.4 GHz: 450 Mbps (802.11n)2.4 GHz: 300 Mbps (802.11n)
アンテナ数5 GHz:3本外部4本、内蔵1本
2.4 GHz:3本
MU-MIMO未対応最大2台まで
通信プロトコルIPv6、IPv4IPv4

Archer C7

二つの機種の差だけを抜き出すと以下です。

速度は1.5倍ですが、価格も1.5倍になっています。

  • 速度 5 GHz: 1300 Mbps (802.11ac)、2.4 GHz: 450 Mbps (802.11n)
  • MU-MIMO 未対応
  • 通信プロトコル IPv6、IPv4
通信プロトコルとはインターネットと通信する上での規約です。
多くの機種がIPv4に対応しており、昼間や夕方などは通信が混雑してしまいがちになりますが、IPv6に対応していると、その混雑を回避して優先的に接続することができます。
テル
テル

契約しているネット会社がIPv6対応の場合、Archer C7を使用した方がより快適にネットを使えると思います。

Archer C6

  • 速度 5 GHz: 867 Mbps (802.11ac)、2.4 GHz: 300 Mbps (802.11n)
  • MU-MIMO 対応
  • 通信プロトコル IPv4

ネット速度は下がりますが、正直867Mbpsもあれば十分すぎると思います。

ネットフリックスのウェブサイトによると、HD画質の動画を見るには5Mbps、4k UHD画質の動画を見るには25Mbpsあれば良いとされています。

テル
テル

つまりヨユーってことですね。

tp-link社製おすすめ中継器

OneMeshが使える中継器を紹介します。

製品名RE300RE200
外観RE300RE200
規格wi-fi 5wi-fi 5
速度5 GHz:最大867 Mbps5 GHz:最大433 Mbps
2.4 GHz:最大300 Mpbs2.4 GHz:最大300 Mpbs
有線LANポートなしあり

RE300

5 GHzは最大867 Mbpsあるので、中継器のエリアでも十分な速度を維持したい方はこちらの機種がおすすめです。

RE200

こちらは速度が下がってしまいますが、有線LANポートがついていますのでLANケーブルでルーターと物理的につなげばルーターの代わり(アクセスポイント)として機能します。

テル
テル

先ほど書いたように、この速度でも動画視聴は問題ありません。

RE200についてはこちらに詳細の記事を書いていますので、参考にしてみてください。

【Wi-Fi難民必見!】Wi-Fi中継器 tp-link RE200で電波強度を向上させる方法
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実際に家でOneMesh(ワンメッシュ)を使って回線速度を比較

メリットとデメリット

では実際にOneMeshを使った接続について解説します。

本章の内容

  • OneMeshの使い方
  • 実際に改善した回線速度

OneMeshの使い方

以下の流れでルーターと中継器を接続します。

  1. アプリをダウンロード
  2. アプリへデバイスの登録
  3. ルーターの初期設定
  4. ワンメッシュの設定
  5. スマートコネクトの設定

①アプリをダウンロード

TP-Link Tether

TP-Link Tether
開発元:TP-LINK
無料
posted withアプリーチ

上記からアプリをダウンロードします。

②アプリへデバイスの登録

アプリのマイデバイスから、+のボタンを押下してルーター、中継器を追加しましょう。

追加すると、以下の様にマイデバイスに表示されるようになります。

デバイスの追加

③ルーターの初期設定

以下に初期設定の方法が記載してあります。

スマホでもPCからでも設定できます。

ルーターの初期設定:tp-link公式

無事接続すると以下のようになり、wi-fiを使っている機種が見えたりなどとても分かりやすいです。

デバイス選択画面

④ワンメッシュの設定

上記のデバイスから中継器を選択し、右下のツールボタンをおします。

そうすると以下の画面になるので、OneMeshをタップしてメッシュwi-fi化を行います。

テル
テル

これで家の隅々までネット環境が整備されます。

⑤スマートコネクトの設定

スマートコネクトは回線の5GHz、2.4GHzを、その時その場所でより早い方を自動選択してくれるというモノです。

回線を切り替えるのは普通にめんどくさいので、ぜひ設定しておくことをおすすめします。

まず、デバイス設定でルーターを選択します。

そうすると以下の画面になるので、ワイヤレスをタップしてください。

この画面でOneMeshをタップすると、メッシュwi-fi化している中継器を確認できます。

ルーター設定

ワイヤレスをタップすると以下の画面になるので、スマートコネクトをオンにすれば完了です。

テル
テル

これらの設定はtp-linkのウェブサイトに詳しく書いてなかったので、結構迷いました。

実際に改善した回線速度

実際にメッシュwi-fi化することで回線が改善しました。

有線LAN接続のPCの場合

こちらがPCの速度。ルーターと有線でつなげています。

PC速度

速度はfast.comというサイトで測定できます。

電波の悪い部屋の場合

以下のようにルーターはの位置でそこから扉2枚はさんだ⑤の部屋の電波を改善したいです。

wi-fi速度はバンドによっては以下のようにめちゃくちゃ遅くなってしまいます。

テル
テル

動画とかスムーズに見れないです。

電波の悪い部屋の改善後

こちらが上記のの位置に中継器を置いて、メッシュwi-fi化した後の速度。

有線LAN接続と同等レベルの速度になりました。

テル
テル

無事に動画を見れるようになりました。在宅勤務でも回線が切れなくて助かる。

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まとめ

POINT

  • メッシュwi-fiはネット環境の改善に便利
  • tp-linkのメッシュwi-fiはアプリで管理が簡単
  • 良心的な価格設定も良い
  • ルーターから遠い部屋のネット環境整備にうってつけ

ネット環境ごときでストレスを抱えたくないという方は、tp-linkのOneMeshをぜひ試してほしいと思います。

 

ではまた!

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