ども!テル(@Teritter)です。

デスクトップPCでオンライン飲み会やweb会議したいんだけど、カメラとマイク買わなきゃいけないのかなあ。
といった疑問に答えます。
本記事の内容
- GoPro、一眼レフをwebカメラにするために必要なモノ
- GoProをwebカメラにするための設定手順
- GoProをwebカメラ化する際にあったらいい周辺機器
この記事を書いている僕はスマホ、ノートPC、タブレット、デスクトップPCを持っていますが、そのうちテレビ電話(テレビ会議)できないのはデスクトップPCのみです。
スペック的にはデスクトップPCが一番高いんですが、デスクトップPCは様々な周辺機器を所有者のお好みに接続、カスタマイズできるよう、基本的にはwebカメラやマイクなど何もついてません。(ディスプレイ一体型デスクトップPCは除く)
参考記事:デスクトップはディスプレイ一体型PCを買わない方が良い4つの理由
今回はデスクトップPCでもwebカメラ使いたい!という人に向けた話。
オンライン飲み会やweb会議のためにwebカメラを買うって言ってもそれなりの画質のやつを買おうとすると結構な値段するんですよね。
そんな時、自宅にあるGoProや一眼レフを使えるんじゃないか?と思い、色々調べたところ、ある商品を使えばwebカメラになるということが分かりました。
必要な商品と設定方法、あったらいい周辺機器について解説していきます。

使えるカメラがあるのに使わないのはもったいないですよね。
タップできるもくじ
GoPro、一眼レフをwebカメラにするために必要なモノ
GoPro、一眼レフをwebカメラにするために必要なモノとして、キャプチャーボードとHDMIケーブルがあります。
webカメラと違ってどちらもweb会議、オンライン飲み会以外にも使えるため、買っても損にはなりません。
キャプチャーボードとは
キャプチャーボードとはTVゲーム機の映像・音声をPCに出すための周辺機器です。
PS4やSwitchなどのゲーム画面をPCに映したり、録画・ライブ配信(生放送)ができるようになるのですが、これを使ってカメラで撮影している動画を通信中の相手から見えるようにします。
キャプチャーボードと言ってもピンキリで、安いものは3,000円からありますが、高いものだと40,000円以上します。

なんだよこの格差。。
GoPro公式の(わかりにくい)webカメラ化の説明ページがあるのですが、そこでは以下のキャプチャーボード(USBタイプ)が推奨されていました。
- 画像サイズ:1920×1200p(2K:フルHD)
- フレームレート:60fps
- USB:3.0
- 価格:44,000円(2020/8時点)
- 画像サイズ:1080p or 3840p(4K)
- フレームレート:60fps(1080p)、30fps(4K)
- USB:3.0
- 価格:20,199円(2020/8時点)
もうめっちゃ高いんです!
GoPro本体で4~5万くらいの価格設定なのにPCに動画映すだけで、この価格。

はっムリムリ。
という感じだったんです。
ただ、GoProが推奨しているのはあくまで高画質の画像を遅延なく出力するというかなりハイスペックなモノだったので、ロースペック品だったらどのくらいの価格で売ってるんだろうと調べたんです。
そしたら出るわ出るわ中華系の安いやつ!
スペックを落として価格がドカンと下がったモノが大量にありました。
その中でもスペックがちょうど良く、価格も安かったのが以下です。
- 画像サイズ:1080p
- フレームレート:30fps
- USB:2.0
- 価格:2,980円(2020/8時点)
画像サイズ、フレームレート、USBの全てのスペックが下がりますが、価格も6分の1以下になり、GoPro公式と比べると驚異的に安くなります。
もちろんLive中継やゲーム実況をやる方はGoPro公式推奨のハイスペック品が確実だと思いますが、web会議、オンライン飲み会くらいだったらこのくらいで問題ないと考えて購入しました。
実際使ってみると確かに遅延があり、音声と動きの間に1秒くらいの差がでます。
HDMIケーブル
HDMIケーブルはGoPro、一眼レフなどの端末機器で取得した動画データ、音声データを1本のケーブルで高速転送するモノです。
GoProはMicro-HDMIに対応していますが、一眼レフの方はHDMIのサイズを確認してケーブルを購入してください。(HDMIに未対応の一眼レフは使用できません)
今回購入したのは以下です。ケーブル長さも色々ありますが、90cmは意外と短いというコメントがあったので1.8mあれば良いだろうとこちらにしました。
GoProをwebカメラにするための設定手順
GoProをwebカメラにするにはGoPro側の設定と、ZOOM、LINEなどのオンラインソフト側の設定との両方が必要になりますので、それぞれ説明します。
本章の内容
- PCのwebカメラ化設定
- GoProのwebカメラ化設定
- ZOOMの設定
- LINEの設定
PCのwebカメラ化設定
まずキャプチャーボードをPCに接続します。
HDMI端子を接続するので、結構大きいんですよね。
HDMIケーブルをキャプチャーボードに差し込むときに結構な力が必要なので、先に差し込んでからPC接続した方が良いです。
これだけで終了です。余計な設定は一切不要!差し込むだけ!

簡単でいいですね。
GoProのwebカメラ化設定
GoProはユーザー設定から入出力をタップし、HDMI出力を『ライブ』に変更してください。(画像はHERO7)
画質設定をキャプチャーボードの1080p、30FPSに設定し、魚眼無効にするのを忘れないようにします。(これらは設定しなくても問題ないと思いますが念のため)
GoProにMicro-HDMIケーブルを挿し、撮影したい位置にセッティングしたら完了です。
必要であれば充電ケーブルも挿し込み、充電しながら撮影することができます。
ZOOMの設定
ZOOMは以下からアプリをダウンロードし、グーグルなどでログインします。
新規ミーティングの画面でビデオのボタンがあるので、『^』をクリックして設定画面を開きます。
カメラの項目があるのでUSB Videoを選択し、HD有効にチェック、ミラーリングはお好みでチェックを入れたり外したりします。
LINEの設定
LINEは以下からアプリをPCにダウンロードします。
本人確認を済ませた後、設定→通話→カメラ設定の項目でUSBカメラを選択します。
ソフト側の設定は簡単ですが、GoProを良い感じの位置に置こうとすると、マウントや三脚が必要になってきます。
GoProをwebカメラ化する際にあったらいい周辺機器
GoProをwebカメラとして使用するならあった方が良い周辺機器を紹介します。
これらが無いとGoProを置く台を探し回ったり、GoProが倒れたりするので精神衛生上よくありません。
普段使いもできるモノなので、買っておいて損はないと思います。
本章の内容
- GoProをケーブル接続&充電したままマウントできるハウジング
- 三脚、伸縮、自撮りができるグリップ
GoProをケーブル接続&充電したままマウントできるハウジング
シリコンキャップ付きの上下開閉型ハウジングです。
1,200円くらいで手頃だし、ハウジングからGoProを取り外さずに充電できるので何気に嬉しいです。
三脚、伸縮、自撮りができるグリップ
コンパクトなのに三脚にもなるし、3段階伸縮が可能なグリップがおすすめです。
マウントは以下のを使えば同じ赤色で統一できますね。
大きい三脚を持っているのですが、それと色を合わせるために赤色にしました。
おしゃれな三脚Manfrotto(マンフロット)については以下に記事にしていますので参考にどうぞ。

まとめ
POINT
- 屋内ではあまり使っていないGoProや一眼レフをwebカメラとして使ってみよう
- PC、カメラ、ソフトの設定は必要だけど簡単
- キャプチャーボードは安価なモノでもweb会議、オンライン飲み会は可能
- 汎用性の高いGoPro周辺機器を購入すれば、普段使いの満足度も向上する
GoPro、一眼レフを使えばキレイな画像で会議、オンライン飲み会できるので、相手にはっきりと顔を見せることができます。
遠く離れた大切な人との会話にぜひ使ってみてください。
GoProについて以下の記事にまとめています。GoProを持っていない方は参考にどうぞ。

ではまた!
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