ども!テル(@Teritter)です。

相手に住所を知らせずに荷物を送るにはどうしたら良いんだろう。
本記事の内容
- 匿名配送できるサービスについて解説
- クロネコをヤマトを使った匿名配送方法
匿名で荷物を送りたい!っていうシーンありませんか?
例えば以下のような状況があるかなと思います。
- 住所マウントされたくない
- SNSを介した知り合いに荷物を送りたい
- 相手に色々隠したいことがあり住所を伝えたくない
- 相手の住所を知ってしまうとお歳暮などの付き合いが発生しそうで嫌だ
- そもそも住所、電話、氏名は個人情報なので誰にも教えたくない(教える必要がない)

思い当たることはありませんか?
僕は個人情報を知らせなくていい方法があるんだったらあえて相手に知らせる必要もないかなと思っています。
個人情報保護法にもあるように、個人情報の取り扱いについて民間企業はかなり気を使って対処をする必要がありますが、反対に個人間はSNSでしか知らない相手に住所を教えたり、メルカリで匿名配送を使わなかったりで個人情報にルーズな人も多い印象です。
この情報化社会で、ストーカーに凸された、承知してない荷物・DMが届くようになったなど余計なリスクを負わないために、個人情報についてもう一段深く考えてみることをおすすめします。
ということで、今回は匿名配送の方法などについて解説していきます。
タップできるもくじ
匿名配送できるサービスについて解説
2020年10月時点で匿名配送ができるサービスとして以下があります。
- メルカリを使う:日本郵便、クロネコヤマト
- ヤフオクを使う:日本郵便、クロネコヤマト
- ラクマを使う:日本郵便
- ペイペイフリマ:日本郵便、クロネコヤマト
- 日本郵便で送る:ゆうパックスマホ割
- クロネコヤマトで送る:宅急便をスマホで送る
調べた限りだと上記の方法のみが対象となり、対応している運送会社は日本郵便とクロネコヤマトのみになります。
本章の内容
- フリマサイトを経由して匿名配送するのをおすすめしない理由
- 直接運送会社で送る際の注意点
匿名配送の手段としてメリットデメリットを解説します。
フリマサイトを経由して匿名配送するのをおすすめしない理由
上記のようにフリマサイトは匿名配送のサービスがある各運送会社と提携しています。
ですので、フリマサイトを経由して匿名配送をすることができるのですが、以下のデメリットがあるためおすすめできません。
- フリマサイトに手数料を取られる
- フリマサイトに出品するので、無償提供ができない
- フリマサイトのアカウントを相手に知られてしまう

結構制約がありますよね。
直接運送会社で送る際の注意点
直接運送会社で送ればフリマサイトでのデメリットは無いのですが、注意点があります。
それは基本的にLINEを知っている相手に送る前提になっているということです。(日本郵便の場合はe-mailアドレスとSMSもあります)
しかし、LINEはがっつりプライベートで使っている人が多いと思いますし、そもそもLINEやっていないという方も稀ですがいます。

じゃあLINE知らない相手に送るのは無理なのかー。。。
と思った方。チョトマテクダサイ!
LINEを知らなくても例えばTwitterやinstagram、facebookなどDMが使えるSNSで繋がっている相手ならば荷物を送ることができます。
この方法はクロネコヤマトのホームページにも乗っておらず、裏技的な方法になりますので自己責任で実施をお願いします。
と言っても特にグレーな方法でも何でもありませんし、配送の補償が無くなるということでは無いので安心してください。

SNSで繋がっている方へのお礼や、プレゼント企画などで使えますね。
クロネコをヤマトを使った匿名配送方法
クロネコヤマトを使った匿名配送のやり方について解説します。
本章の内容
- クロネコメンバーズへ登録
- LINEで自分のみのグループを作成
- 配送に関わる諸情報の入力
- 相手へ個人情報の入力を依頼
- 相手側の個人情報の入力
- 支払いと配送
- 配達完了
大まかに流れを説明すると上記の感じです。

順に説明していきます。
クロネコヤマトで匿名配達①クロネコメンバーズへ登録
まず、送る側はクロネコメンバーズへの登録が必要になります。
以下のIDがあれば連携して新規登録が簡単にできますので、すぐに終わります。
- アマゾン
- ヤフー
- 楽天
クロネコヤマトで匿名配達②LINEで自分のみのグループを作成
次にLINEで自分のみのグループを作成します。
まずは以下の画面からグループ作成をタップします。
次に友達選択の画面になりますので、誰も選択せずに次へをタップしてください。
そうすると以下の画面になりますので、グループ名を『クロネコ配送用』など分かりやすい名前に設定し、グループを作成します。
これは後で荷物を送るためのデータを一旦仮置きするための箱になります。
クロネコヤマトで匿名配達③配送に関わる諸情報の入力
次に配送するための準備のため、クロネコメンバーズに戻ります。
クロネコメンバーズに入ると以下の画面になりますので、『宅急便をスマホで送る』をタップします。
その後、なぜか再度ログインの画面になるので再ログインします。
そうすると以下の画面になりますので、荷物の種類を選択してください。
そうすると発払いか、着払いかを選ぶ画面になりますが、発払いでないと匿名配送できません。注意が必要です。
発払いを選んだら、以下の画面に進みます。
荷物の大きさにだいたい近そうなサイズを選択します。後でクロネコヤマトでしっかり測定して料金を決定するので感覚でOKです。
次の画面で品名と取り扱いについて入力します。
ここまでで荷物の諸情報の入力は完了です。
クロネコヤマトで匿名配達④相手へ個人情報の入力を依頼
このページで発送する相手への連絡手段を選択します。
今回の匿名配送はLINEを選択してください。
次に発送予定日を選択する画面になりますので、設定してください。
この予定日を元に相手が受け取り希望日を設定します。
次にこの画面になりますので、必須項目に入力します。
個人情報の公開設定は、必ず『☑非公開にする』にしましょう。このチェックを外すと個人情報が公開されてしまいます。
次にLINEの宛先を選択する画面になりますので、先ほど設定した自分だけのグループを選択します。
そうすることで、自分で入力したメッセージ、及び受け取り方法を設定するためのリンクを含んだ内容がLINE上に展開されます。
このメッセージを全てコピーして、荷物を送りたい相手に送ります。
Twitter、InstagramのDMやFacebookのmessangerにコピペしましょう。

ここまでやれば、こちら側の作業は一段落です。
クロネコヤマトで匿名配達⑤相手側の個人情報の入力
DMやmessangerで送ったリンクを開くと以下の画面が表示されます。
下にスクロールすると以下のようにクロネコメンバーズにログインするか、ゲストで利用するか、この荷物を受け取らないという選択をするか選べます。
相手には『クロネコメンバーズのID持っていなければ、ゲスト利用で諸情報を入力お願いします』と最初のリンクを送るときなどに併せ、DMなどで連絡しましょう。
ゲスト利用をタップすると、改めて匿名配送である旨を念押しされます。

この念押し要る?という感じですが。。
次の画面で受け取り場所を選択します。以降は自宅の場合の説明をします。
住所などの諸情報を入力します。
次の画面で受け取り希望日時を選択します。
あくまで希望であり、こちらがいつ送るかに左右されるので、この通り行くかは分かりません。
これで、受け取り側の諸情報の入力は完了ですね。
クロネコヤマトで匿名配達⑥支払いと配送
受け取り側の入力が完了すると、発送手続きに入れます。
次の画面で、発送場所を選びます。
ヤマトの配送センターか、セブンイレブン、ファミリーマートを選択できます。
自宅近所の地図が展開されるので、都合の良い場所を選択しましょう。

普通にコンビニの方が便利です。
送る場所を選択したら、次の画面で支払い情報を入力します。
クロネコペイはクレジットカード情報をクロネコメンバーズに登録する方法で、通常のインターネット決済と要領は同じです。
auやドコモのキャリア決済に対応していない方は、クロネコペイを選択しましょう。
支払いが完了すると、以下のようにコードが表示されます。
クロネコ配送センター、ファミリーマートはQRコード、セブンイレブンはバーコードを使用します。
僕が荷物を発送した時の小話
余談ですが、僕がセブンイレブンで発送した際には、店員(パート?)の方がこのサービス自体を把握しておらず、送り状は?とかどうやってやるんですか?と逆に聞かれてしまいました(笑)
上記のバーコードを読み取ってレジで受け取り日時などを確認すると受付完了となり、あとはヤマトの配達員に引き渡すだけなんですが。
あまりにアッサリ処理が完了してしまったので、パートの人がまだ処理は完了していないと思い込み、その後何度もバーコードを読み取るも受付済みとなり、軽くパニックになっていました。。
レジの前で僕の後ろには列が並び、パートの人はさらにパニックを起こしていたので、パートの人に連絡先を教え、もしこれで処理できなかったら荷物取りに戻るので連絡ください。と伝えて去りました。
結局普通に送れたのですが、このサービスを知らない店員さんもいるので注意してください。

何を注意すんのって感じですよね(笑)
クロネコヤマトで匿名配達⑦配達完了
配達が完了すると以下のメールが届きます。
送料は送った後で荷物のサイズ、及び配送距離で確定します。
僕の場合、60サイズ、愛知県→東京で874円でした。普通に送ったら830円(コンビニ持ち込み価格)なので、少しの料金上乗せで匿名配送できることが分かりました。
まとめ
SNSのみの知り合いというのは今後増えてきそうですし、防犯の観点から住所を相手に伝えるのを躊躇する人も多くなっていくと思います。
ですが、匿名配送を使えば個人情報は守られますし、その上でビジネスで使ったり、気持ちを伝えたりすることはできるので、今後拡大して行くんじゃないのかな?と考えています。
SNSで繋がっているあの人にプレゼントを贈りたいとか、プレゼント企画をやりたいとかの需要にうってつけなので、ぜひ上記のやり方を参考にしてみてください。
ちなみに、プレゼントにおすすめな商品として、僕が2020年に買ったおすすめの商品を以下の記事にまとめていますので、何を買うか考え中という方はチェックしてみてください。

ではまた!
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